生活習慣病とは、高血圧症、糖尿病、肥満、脂質異常症など、生活習慣が発症の要因となる疾病の総称です。生活習慣病の予防・改善には、ご自身に合った食事、運動、休養などが年齢を問わず大切です。
今回は食習慣に注目して、栄養バランスのとれた食事をとるためのポイントを紹介します。
■[ポイント]毎食、主食・主菜・副菜をそろえましょう
自宅での食事だけでなく、外食の時でも、メニューを工夫することで、栄養バランスのよい食事をとることができます。
◇外食では…
・野菜の小鉢がついた定食
・具材がたっぷり入ったカレーライス・中華丼・タンメン など
また、コンビニやスーパーで調理済みの食品を選ぶときは、納豆巻きやねぎとろ巻きに、筑前煮や豚汁などの具だくさんの汁物などを組み合わせることで、主食・主菜、副菜をとることができます。
区内にある「かつしかの元気食堂」では、栄養バランスのよいメニューや、不足しがちな野菜がたくさん入ったメニューが選べます。
また、区HPでは、元気食堂の紹介やおうちで簡単に作れるレシピの紹介も行っています。
■[ポイント]1日1回程度、牛乳・乳製品、果物を食べましょう
間食は、市販のスナック菓子などではなく、ヨーグルトや果物にすることで1日の栄養バランスを整え、塩分や脂質を抑えることができます。
◇1日の目安(例)
・牛乳・乳製品…牛乳200ml
・果物…200g(例/みかん2個分)
■[ポイント]1日3食、朝ごはんから食べる習慣を大切にしましょう
朝ごはんを食べることは、肥満防止や、脳の活動の活性化、お腹の調子を整えるなど多くのメリットがあります。
朝ごはんを食べる習慣がない方は、早寝、早起きの生活リズムを心掛けて、食事をとる時間をつくることから始めてみましょう。
まずはバナナだけ、シリアルと牛乳だけといったように、簡単に準備できるものを用意して、朝に何かを食べる習慣を付けることが大切です。
また、夕食の時間が遅くなってしまう場合には、夕方に間食をとり、夕食を軽めにしてみるなど、朝お腹が空いた状態で目が覚めるように工夫しましょう。
担当課:健康推進課
【電話】03-3602-1268
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