■冬季も食中毒予防を徹底しよう!
食中毒は夏だけじゃない!
2月頃まではノロウイルスによる食中毒が多発します。
○発生件数の多い食中毒の特徴と予防法
(1)ノロウイルス/ウイルス
汚染された食品や、ウイルスの蓄積した二枚貝を加熱不十分で食べることで感染します。
主な症状:おう吐、下痢、腹痛、発熱など
予防のポイント:
・トイレの後や調理前は手指を石けんで丁寧に2度洗う。
・加熱が必要な食材は中心部までしっかり火を通す。
・患者のおう吐物を処理する際は換気をし、マスク、手袋をして直接触れない(二次感染防止)
※塩素系漂白剤で消毒する。
(2)カンピロバクター/細菌
加熱不十分な鶏肉を食べることで感染します。
主な症状:下痢、発熱、倦怠感、筋肉痛、吐き気など
予防のポイント:
・生肉を扱った後の手指や調理器具はよく洗浄・消毒する。
・中心部まで十分に加熱する(75℃、1分間以上)。
(3)アニサキス/寄生虫
魚介類(サバ、アジ、イカなど)に寄生しています。酢などの調味料では死にません。
主な症状:激しい腹痛、吐き気
予防のポイント:
・刺身にする場合は速やかに内臓を取り除くか、一度冷凍(-20℃で24時間)する。
・目視で確認して、アニサキスを取り除く。
問合せ:食品衛生グループ【電話】03-3987-4177
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