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自治体の皆さまへ

「年金」「福祉」「道路」困ったことはなんでも相談! 知っていますか?行政相談委員

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東京都足立区 クリエイティブ・コモンズ

行政への要望や日常の困りごとを、関係行政機関に通知して問題解決を促進する「行政相談委員」。今号では、行政相談委員の活動をご紹介します。

■第3金曜日 午後1時から4時
毎月実施!行政相談(予約制)
 ※10月分は次記「特設相談会」実施のため、予約不要
定員:各3人(先着順)
申込方法:電話/窓口
場所・申込先・問い合わせ先:区民の声相談課相談係
【電話】03-3880-5359

「皆さんのお悩み、なんでもお聞きします。遠慮なくご相談ください!」
足立区 行政相談委員 
黒川秀昭(くろかわひであき)さん

質問:行政相談委員とはどのような人ですか?
回答:行政相談委員は、総務大臣から委嘱された無報酬の民間有識者です。1つの区市町村に最低1人は在籍していて、人口規模が大きい足立区には9人います。なかには30年以上活動しているベテランの委員もいます。行政相談委員は相談活動を通じて得られた改善案を総務大臣に述べることができ、全国的に改善された事例もあるんですよ(下記「全国的な改善例」を参照)。

質問:具体的にどのような活動をしていますか?
回答:年金や福祉など国の行政活動に関する相談を受け、関係機関へ改善の申し入れなどを行っています。とはいえ、日々のお悩みは国への要望や相談ばかりではないですよね。「こんな悩みがあるけど、どこに行ったらいいか分からない」など、日常生活のお悩みを丁寧(ていねい)に伺って、相談者と区や行政機関との橋渡しも行っています(下記「区内の改善例」を参照)。
ほかにも足立区では、年に2回区立小学校を訪問して子どもたちに行政の役割を伝える出前教室や、大人向けの出前講座も実施しています。これは、全国的にも珍しい取り組みなんです。

質問:なんでも相談していいんですか?
回答:行政のことならなんでも相談してください。「行政相談」と聞くと堅苦しく思われてしまうかもしれませんが、水道や道路、電気など、身の回りのことはすべて行政が携わっています。
私は20年以上保護司の活動をした経験がありますし、ほかの8人も商工会議所の役員や日本語教室の代表など、地域で相談業務をしてきたベテランばかりです。話を聞くことが大好きなので、まずは遠慮なくご相談ください!

○「全国的な改善例」
意見:テレビ局によって津波予想地域の色分け表示が異なっている。色分け表示の統一基準を定めてほしい。
改善内容:気象庁から放送事業者に対し、津波情報の色使いを合わせるよう働きかけました。その結果、NHKと日本民間放送連盟との間で、色が統一されました。
参考:総務省ホームページ

○「区内の改善例」
意見:区道上にある側溝のふたが壊れていて危険なので、修理してほしい。
改善内容:行政相談委員から区へ連絡。該当の側溝を修理しました。

○2日間(10月19日(木)・20日(金))限定で特設相談会を実施!〔予約不要〕
行政相談週間(10月16日(月)から22日(日))にあわせて、行政相談委員による特設相談会を行います。お気軽にお越しください。
時間:午後1時から4時
場所:区役所1階区民ロビー

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問い合わせ先:区民の声相談課相談係
【電話】03-3880-5359

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