12月は世界人権デーを中心に、人権週間や北朝鮮人権侵害問題啓発週間などがあり、「人権」を考える月といえます。この機会に人権についてもっとよく知り、理解を深めてみませんか?
■人権に関するイベントを開催!
(1)人権啓発パネル展(12月4日から16日)
場所:区役所・1階区民ロビー
内容:人権啓発・拉致問題啓発パネル、人権ポスター・作文入賞作品などの展示
※期間中、展示物の入れ替えあり。12月7日(土)・8日(日)は閉館
(2)区立図書館 人権関連図書特集コーナーの設置(12月1日から27日)
※中央図書館のみ人権啓発パネルを展示。一部休館日あり。くわしくは区のホームページをご覧ください。
◇6年度「人権講座」笑いで学ぶコミュニケーション〔無料〕
日時:7年1月18日(土)、午後3時から4時30分
※2時開場
場所:区役所・2階庁舎ホール
内容:落語家・林家たけ平氏による人権に関する講演
定員:400人(抽選)
申込方法:区のホームページからオンライン申請/住所、氏名(フリガナ)、電話番号、参加人数、車いす利用の有無、その他配慮を必要とする事項、「人権講座」を記入し足立区へハガキで送付
申込期限:12月13日(金)必着
申込先・問い合わせ先:総務課人権推進係
【電話】03-3880-5497
■その一言で傷つく人がいます〔LGBT・SOGI〕
日本には、性的マイノリティ(LGBT(足立区では、性的マイノリティの総称として「LGBT」と統一しています。「LGBTQ」「LGBTQ+(プラス)」などと表記される場合もあります。))の当事者が人口の約3パーセントから10パーセントいるとされています。あなたが無意識に発した言葉や行動が、大切な家族や友人を傷つけているかもしれません。
○人口の約3パーセントから10パーセントってどれくらい?
名字の中でも比較的多いとされる「佐藤さん」「鈴木さん」「高橋さん」「田中さん」の合計が約5パーセント、AB型や左利きの方が約10パーセントと言われています。これらの方と同じくらい、あなたの周りにもLGBT当事者がいる可能性があります。
(1)こんな言葉を使っていませんか?
異性愛を前提とした発言や当事者を探すような発言をすると、当事者が打ち明けにくくなったり、居づらくなったりすることがあります。
言い換えられる言葉の例:
「彼氏(彼女)はいるの?」は「パートナーはいるの?」に言い換え
「女性(男性)らしく」は「自分らしく」に言い換え
(2)本人の了承を得ずに秘密を暴露していませんか?
「Aさんはゲイなんだって」などと、本人の了承を得ずにほかの人に性的指向や性自認などの秘密を暴露すること(アウティング)は絶対にしてはいけません。カミングアウトの受け止め方が分からないときは、専門家に相談する方法もあります。
(3)SOGI(ソジ・ソギ)って何?
性的指向(Sexual Orientation(セクシャルオリエンテーション))と性自認(Gender Identity(ジェンダーアイデンティティ))の頭文字を取った言葉で、LGBT当事者だけでなく、すべての人が持っている性的属性です。それぞれの個性を尊重することが大切です。
▽LGBT相談窓口(事前予約制)
当事者はもちろん、その家族や友人など、性に関するお悩みを専門の相談員が伺います。
場所:エル・ソフィア
申込方法:電話/区のホームページからオンライン申請
※くわしくは区のホームページをご覧ください。
申込先・問い合わせ先:多様性社会推進課 事業調整担当
【電話】03-3880-5222
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