令和6年度当初予算額(案)3,300億円
10年連続過去最大
(令和5年度3,159億円)
自然災害や物価高騰などの区民生活を脅かす不安を取り除き、すべての区民の皆様が安心を実感し、区全体が活力あるまちとなることをめざして予算編成を行いました。
※令和6年度当初予算案は、現在第1回区議会定例会で審議中です。【 】内の予算額(案)は表示単位未満を四捨五入。掲載内容は予算案の一部
《新規》…令和6年度、新たに開始する事業
《拡充》…令和5年度以前に開始し、6年度は規模を拡大して実施する事業
《継続》…令和5年度以前に開始し、6年度も同程度の規模で実施する事業
■地震対策
能登半島地震を受け、約4億2,000万円の緊急対策費を計上
●食糧/物資配備を強化する
○《拡充》災害備蓄食糧の増備蓄(4年計画の1年目)【1億5,878万円】
・備蓄目標量を2日分から3日分に増強
発災当初は区の備蓄食糧で対応するが、その後、都からの支援物資が届かないことを想定し、4年間で備蓄の量を順次増やしていく
○《新規》輸送拠点用エアーテントを買い増し【1億6,947万円】
・現在9張所有プラス60張購入
支援物資の輸送拠点・集積場所として使用するテント(1張20平方メートル)を追加購入
○《新規》民間倉庫を新たに借用【2,086万円】
・新たに保管できる場所を確保
増強する備蓄物品・資材などを保管するため、民間倉庫を借用
問い合わせ先:災害対策課施設管理係
【電話】03-3880-5837
●家屋などの耐震性を上げていく(要件や対象が複雑なため、まずはお問い合わせください。)
○《新規》新耐震基準木造住宅(グレーゾーン住宅)(昭和56年6月から平成12年5月に建築された2階建て以下の木造住宅)解体費助成【5,900万円】
[助成額]対象工事費(税抜)の10分の9または上限額のいずれか低い額
・解体費助成上限額
特定地域:200万円
一般地域:150万円
・新たに解体費も助成対象に
1月にスタートした「耐震診断・耐震改修費助成」に加えて4月から開始
○《新規》ブロック塀等カット工事と合わせたフェンス設置工事助成【1,200万円】
・フェンス設置費にも助成開始
「ブロック塀等カット工事助成」を利用した方への助成を4月から開始
[助成額](次のいずれか低い額で、上限なし)
・対象工事費(税抜)の4分の3
・1メートルあたり3万円
問い合わせ先:建築防災課耐震化推進係
【電話】03-3880-5317
■交通対策
区民の移動手段を確保する
●コミュニティバス「はるかぜ」路線を守る
現在、運転士不足や運賃収入の減少が深刻化しており、利用者の少ない一部路線が3月に廃止となります。区では残る9路線を守るため、事業者への支援を強化します。
○《新規》7路線は協働事業へ運行経費などを区が負担【5億9,640万円】
[イメージ]
これまで(自主運行)
運行経費:人件費・燃料費等経費・一般管理費
運賃収入:運賃収入・シルバーパス補填(赤字分が発生)
6年度以降(協働事業)
運行経費:人件費・燃料費等経費・事業継続維持費(乗合事業の継続を目的として、運転士などの離職防止や雇用促進をこれまで以上に図るため、職場環境の改善などを行うための費用)
運賃収入:
運賃収入(運賃収入以外を区が負担)
○《継続》2路線は自主運行を継続車両等購入費補助【1億500万円】
区分:協働事業
路線名:(1号)西新井・綾瀬線
事業者名:日立自動車交通
区分:協働事業
路線名:(5号)北千住駅西側地域循環
事業者名:新日本観光自動車
区分:協働事業
路線名:(6号)北千住・鹿浜線
事業者名:新日本観光自動車
区分:協働事業
路線名:(8号)小台・宮城循環
事業者名:新日本観光自動車
区分:協働事業
路線名:(9号)青井・亀有線
事業者名:日立自動車交通
区分:協働事業
路線名:(11号)堀之内・椿循環※一部区間(博慈会記念総合病院から堀之内一丁目北)は3月31日(日)終了
事業者名:新日本観光自動車
区分:協働事業
路線名:(12号)西新井・亀有線
事業者名:日立自動車交通
区分:自主運行
路線名:(2号)綾瀬・六木線
事業者名:朝日自動車
区分:自主運行
路線名:(4号)区役所・鹿浜線
事業者名:東武バスセントラル
区分:自主運行
路線名:(7号)西新井・六木線(6年度中廃止予定)
事業者名:東武バスセントラル
区分:廃止
路線名:(3号)西新井・舎人線(3月31日(日)終了)
事業者名:国際興業
区分:廃止
路線名:(10号)西新井・高野線(3月29日(金)終了)
事業者名:日立自動車交通
※新日本観光自動車の路線は6年度中に交通系ICカードの利用が可能になる予定です。
問い合わせ先:交通対策課交通計画係
【電話】03-3880-5718
●新たな交通手段の導入
○《新規》デマンドタクシー実証実験開始[対象地域入谷・鹿浜地区]【2,000万円】
自宅と地区内の「乗降スポット」間を500円または1,000円で利用できる
(くわしくは本紙4面へ)
※令和6年6月開始予定
問い合わせ先:交通対策課交通計画係
【電話】03-3880-5718
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