繁殖期のカラスは卵やヒナを守るために、巣付近の人を襲うことがあります。カラスに襲われることのないよう、威嚇行動や攻撃への対処法を知っておくことが重要です。
◆特性を知る…威嚇行動に気づいたら、迂回(うかい)する
大きな声で鳴き続けたり、木や電線をつついたり、木の枝を折ったりして威嚇します。威嚇行動に気づいたら、速やかにその場を離れましょう。
◆対処法を知る…襲われそうになったら、自分の頭を隠す
人の死角になる後頭部を攻撃してきます。襲われそうになったら、傘や帽子などで頭を隠しましょう。傘などがない場合、両手を真上に挙げることも効果的(翼に手が当たることをカラスが嫌がるため)です。
◆繁殖期のカラス被害を減らすために、下記のご協力をお願いします。
○エサを与えない!
生ごみは紙などに包んで中身が見えないようにしてからごみ袋に入れ、集積所に出しましょう。
○街中に巣を作らせない!
庭の木は定期的に剪定(せんてい)しましょう。ハンガーや木の枝葉は巣の材料になるため、外に放置しないでください。
カラスに襲われたり、カラスの巣や巣から落ちたヒナを見つけたりしたときは、足立保健所生活衛生課にご相談ください。
問い合わせ先:足立保健所 生活衛生課 庶務係
【電話】03-3880-5375
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