5月25日に荒川河川敷で行われた東京消防庁と足立区との合同水防訓練の会場で転倒し、両手首を骨折。手術・入院となりました。私の不注意から、多くの皆様にご迷惑をお掛けしました。また出席を予定していた様々な会合やイベントにお伺いすることができなくなったことを深くおわび申し上げます
転んだのは仮設の階段で、一段一段の高さが低く、幅も狭かったとはいえ、日ごろの運動不足が如実に出てしまいました。身体(からだ)を支えようと両手をついたことが骨折の原因です
シーネ(副木)と包帯が巻かれた両手で、当初、僅(わず)かに動くのは右手の人さし指のみ。薬を飲もうにも、コップを手にすることができません。そもそも薬を取り出すことさえできず、どれほど看護師さんの手を煩わせたことか。お礼の言葉もありません
入院後1週間ほど経(た)ったころでしたか、たまたまカーテンを開けると外の景色が眩(まぶ)しいばかりに目に飛び込んできました。それまではカーテンを締め切り、窓の外を見ようという気持ちすら湧かなかったのです。少しずつ気力が戻りつつあることを感じた瞬間でした
おかげ様でリハビリを続けつつも、仕事に復帰することができました。開会中の区議会定例会や「足立の花火」など、公務の予定が詰まっていますが、おっかなびっくりの試運転とはいえ、日々元気に働けることへの感謝と、足下への注意を怠らずに務めてまいります。皆様もくれぐれもお怪我(けが)をなさらないようご用心ください。
足立区長 近藤やよい
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