■足立の豊かな文化をマンガで徹底解説!
「文化遺産調査(足立区立郷土博物館による、約10年間にわたる美術・歴史・民俗資料に関する調査)の結果を幅広い年代の方に知ってもらいたい」。郷土博物館職員のそんな想(おも)いから、SNSで令和3年から連載がスタートした「ビビビ美アダチ」。足立の文化がスゴいワケを、歴史が苦手な方にも分かりやすくマンガで解説しています。ぜひ、ご覧ください!
○主な登場キャラクター
・ナビゲーターコバヤシ(博物館職員・学芸員)
「SNS以外にも、冊子や区のホームページで見られます!」
・実習生足立ビビ(冊子のみ登場)
「博物館の資料調査を通して、足立の文化を学びます!」
○作者からのコメント
・マンガ担当者加藤(かとう)ゆずか(博物館職員・専門員)
「マンガなのでいろんな方が読みやすいと思います!」
◆マンガの一部をご紹介!
ぶん人のおやぶん谷ぶん晁!
▽1コマ目
狩野派(かのうは)や中国の山水画
▽2コマ目
和漢の写実画や西洋風の絵画など様々な画法を学び独自の画風を築き上げた谷文晁(たにぶんちょう)
ナビゲーターコバヤシ:「書画や文芸にすぐれた教養人である文人のお手本となった人です。マルチですねえ」
▽3コマ目
だけどなかなか伝わりづらいそのスゴさ。
美術業界の人:「う~んでも伝えたい…
過去の展覧会で、文晁はどんな風に紹介されてきたのだろう……?」
谷文晁:たのむよ
▽4コマ目
そしたらこんなのありました。
関東文人の総帥(そうすい):
ドドンッ!
なんかヤンキーくさいかも…
ナビゲーターコバヤシ:「文晁は別にヤンキーじゃないんだけど…」
◆区が保管する谷文晁の作品
波濤雲龍図(はとううんりゅうず)
舩津(ふなつ)ヒデ子氏蔵(足立区立郷土博物館寄託)
江戸時代後期の江戸の絵師・谷文晁による龍の絵。足立に住んでいた文晁の弟子のために描いたことが、作品中の文晁のサインにより分かる。
◆描きおろしのマンガなどを加えて、冊子にまとめました!
閲覧:区立図書館
※区のホームページでもWeb(ウェブ)版を閲覧可
購入:区役所・2階区政資料室で販売
※1冊900円
◆Coming soon 電子展覧会が「ビビビ美アダチ」仕様に!
9月ごろ、既存の電子展覧会「千住・足立の文化遺産」を「ビビビ美アダチ」仕様にリニューアル予定!ビビビ美アダチで紹介している美術品などのほか、マンガに出てくる文人やキャラクターがナビゲーターとして登場します。
問い合わせ先:郷土博物館
【電話】03-3620-9393
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