■住まいの地震対策は万全ですか?
令和4年に東京都が公表した「首都直下地震等による東京の被害想定」で、足立区の「全壊棟数(1万1,952棟)」が23区最多になると試算されており、建物の耐震化は大きな課題です。必ず起こる大地震。今できることから対策を!
※助成を受けるには事前申請が必要です。要件や対象などが複雑なため、くわしくはお問い合わせください。
【1】耐震診断助成
区登録診断士が家の耐震性能を診断
対象:[拡大]平成12年5月31日までに建築された木造2階建て以下の戸建て住宅
※共同住宅はお問い合わせください。
助成額:
・対象診断費
・1棟あたり最大30万円(20万円UP!)
※いずれか低い額が上限額。消費税は対象外
↓耐震強度不足と診断された場合は
【2】耐震改修助成・木造解体助成
○特定地域(建物倒壊などのリスクが高い地域)
助成額:
・対象工事費の9割
・最大200万円(80万円UP!)
※いずれか低い額が上限額。消費税は対象外
○一般地域(特定地域以外、区内全域)
助成額:
・対象工事費の9割
・最大150万円(70万円UP!)
※いずれか低い額が上限額。消費税は対象外
【3】ブロック塀等カット工事・フェンス設置工事助成
○ブロック塀等カット工事助成
対象:道路に面する高さ1.2メートル超えのブロック塀などの所有者
※無料アドバイザーを派遣し、危険と判断された場合に助成
助成額:
・対象工事費
・1メートルあたり単価2万円(1メートルあたり単価2倍、上限撤廃)
※いずれか低い額が上限額。消費税は対象外
↓さらに、設置を希望する方は
○[NEW!]フェンス設置工事助成
「ブロック塀等カット工事助成」を利用し、既存のブロック塀(基礎を含む)などをすべて撤去した後のフェンス設置工事費用を助成
助成額:
・対象工事費の4分の3
・1メートルあたり単価3万円
※いずれか低い額が上限額。消費税は対象外
【4】家具転倒・窓ガラス等飛散防止工事助成
たんす・食器棚・本棚などの転倒防止器具の取り付け工事/建物の窓ガラスまたは家具などの窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る工事
対象:自身の居住する住宅に工事を実施する方
※器具類のみの購入で、工事を伴わない場合は不可。区内事業者による取り付け工事が対象
助成額:
・対象工事費
・最大10万円(5万円UP!)
※いずれか低い額が上限額。消費税は対象外
◆木造住宅耐震説明会・個別相談会(9月・10月分)
内容:平成12年5月以前に建築された木造住宅の耐震に関する助成制度の説明/個別相談
定員:各10人程度(先着順)
申込方法:電話/区のホームページからオンライン申請
場所:区役所・4階
日程:9月18日(水)、10月17日(木)
時間:午前10時から正午
場所:区役所・4階
日程:9月26日(木)
時間:午後2時から4時
場所:千住庁舎(千住仲町19の3)
日程:9月29日(日)
時間:午前10時から正午/午後2時から4時
「これらの助成は令和8年3月までに工事の完了申請が必要です。工事に時間がかかる場合もあります。対策はお早めに!」
小木曽(おぎそ)建築防災課長
申込先・問い合わせ先:耐震化推進第一係・第二係
【電話】03-3880-5317
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