
■当初予算額(案)3,473億円
7年度は、区政に立ちはだかる喫緊の課題に向き合いつつ、区制100周年に向けて区の魅力を高め、新しい基本計画のテーマである「やりたいことが叶うまち」へのスタートを切る予算編成を行いました。
そのほかの予算案は「令和7年度予算編成のあらまし」をチェック!
(区の歳入・歳出・主要施策などを記した冊子。財政課、区政資料室で配布するほか、区のホームページからもダウンロード可)
◆7年度当初予算案の概要
〔財政規模(前年度当初予算比較)〕
会計区分:一般会計
7年度当初予算額:3,472億8,248万円
対前年度増減額:172億4,346万円
対前年度増減率:5.2パーセント
会計区分:国民健康保険特別会計
7年度当初予算額:697億2,703万円
対前年度増減額:マイナス30億8,169万円
対前年度増減率:マイナス4.2パーセント
会計区分:介護保険特別会計
7年度当初予算額:716億9,634万円
対前年度増減額:34億3,622万円
対前年度増減率:5.0パーセント
会計区分:後期高齢者医療特別会計
7年度当初予算額:193億495万円
対前年度増減額:4億1,470万円
対前年度増減率:2.2パーセント
会計区分:総額
7年度当初予算額:5,080億1,080万円
対前年度増減額:180億1,269万円
対前年度増減率:3.7パーセント
※当初予算案は、第1回区議会定例会で審議中です。
表示金額、増減額、増減率等は、表示単位未満を四捨五入し、端数調整をしていないため、合計などが一致しない場合があります。
一般会計の当初予算額は11年連続で過去最大を更新しましたが、国や都の施策や物価高騰など、区の裁量がおよばない要因が大きく影響しています。
○歳入 予算内訳(一般会計)
歳入合計:3,472億8,248万円
一般財源計[使い道が特定されていない財源]:1,980億7,711万円
うち、
特別区税[特別区民税・軽自動車税・特別区たばこ税]:567億4,270万円
特別区交付金[23区で納められた固定資産税などを原資に、23区間の財源の均衡調整を図る交付金]:1,169億円
その他一般財源:244億3,441万円
特定財源計[使い道が特定されている財源]:1,492億537万円
うち、
国・都支出金[国・都から交付される補助金など]:1,119億5,563万円
繰入金[基金(貯蓄)の取り崩しなど]:258億7,303万円
諸収入:36億3,068万円
その他特定財源:77億4,603万円
○歳出 予算内訳(一般会計)
民生費[子育て支援や生活保護などの福祉のため]:1,642億4,342万円
教育費[校舎整備や学力向上施策、生涯学習のため]:467億4,963万円
総務費[災害対策や選挙、広報などのため]:433億1,135万円
土木費[道路や公園の整備などのため]:301億675万円
諸支出金[特別会計の財源不足を補うため]:270億8,705万円
環境衛生費[保健所の運営、清掃事業などのため]:244億8,162万円
産業経済費[地域産業振興のため]:72億1,415万円
公債費[区の借入金返済のため]:27億3,048万円
議会費[議会運営のため]:9億5,803万円
予備費[予期できない支出に備えるため]:4億円
◆子育てしやすい“ワケ”やりたいことが叶う“ワケ”
○子育て家庭を全力応援
[新規]子育て家庭を訪問【2億1,103万円】
5カ月から1歳4カ月の子どもを育てる家庭(全世帯)を定期的に訪問し、気軽に相談できる仕組みを構築することで、子育て家庭の孤独・孤立を防ぐ ※7年10月開始予定
問い合わせ先:子ども政策課子育て応援係
【電話】03-3880-0719
○若者の夢の実現を全力応援
[新規]大学生等の修学・就職支援【6,072万円】
生活困窮世帯(生活保護受給、住民税非課税)の高等教育機関への修学と就職活動にかかる経済的負担を軽減することで、若者の進路実現を支援
教材費等購入支援:入学時に購入するパソコン・教科書など
就職準備支援:スーツ購入費など
転居費用支援:やむを得ない事情により、転居する場合の費用
低廉家賃住居入居支援:家賃補助対象住宅公益社団法人の募集枠に大学生などを新設
問い合わせ先:生活支援推進課子どもの学習・生活支援係
【電話】03-3880-5706
◆住みやすい“ワケ”
○マンション防災の推進
[新規]区独自でマンション備蓄品の購入費を助成【1,600万円】
防災備蓄品(保存水〈賞味期限5年〉と簡易トイレ)の購入費を助成することで、在宅避難の継続を支援
助成額(上限):備蓄品購入費の3分の2(1戸あたり8,000円(1棟あたり80万円))
対象:「50戸以上または6階以上」かつ「防災備蓄倉庫を設置している」マンション
助成の考え方:
7日分の備蓄が望ましいことから、次のとおり支援
全7日分のうち最初の3日…自助努力すべき範囲
全7日分のうち残りの4日分…区が備蓄品の購入を支援
問い合わせ先:開発指導課開発指導係
【電話】03-3880-5272
○移動手段の確保に向けた交通対策
[新規]地域内交通導入サポート制度負担金【1,700万円】
地域のニーズに合った移動手段確保をめざし、2つのモデル地区(花畑・常東地区)で実証実験を開始
※7年7月開始予定
問い合わせ先:交通対策課新たな交通担当
【電話】03-3880-5937
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問い合わせ先:財政課財政担当
【電話】03-3880-5814
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