■ビタミンDを見直しませんか?
二俣尾診療所院長 馬場 潤
「ビタミン」とはよく聞く言葉と思いますが、ビタミンにはビタミンA・B・C・D・E・K等、13種類ほどあります。
これらのほとんどは、自分の体内で作ることができない必須な栄養成分です。ただし「ビタミンD」だけは例外で、日光浴で紫外線を浴びることにより自分の体内で作る事ができます。
ビタミンD不足によりかかる病気で「くる病」は有名です。その他にも、ビタミンD不足が関連していると考えられる病気は多岐にわたる事が分かってきました。がん、心臓病、脳卒中、認知症、高血圧症、1・2型糖尿病、骨粗しょう症、花粉症、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、かぜ、インフルエンザ、うつ病等です。
紫外線から身体を守ることが一般的になり、現代人はビタミンD不足に陥っていると言えます。ビタミンDは、適度な日光浴、魚料理を中心とした食事、さらには、サプリメントから摂(と)ることもできます。
日光から遠ざかって生活している方たちは、ビタミンDに興味を持ち、健康維持に役立ててみるのはいかかでしょうか。
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