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青梅市の文化遺産79「青梅鉄道公園にある鉄道遺産」

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東京都青梅市

■青梅鉄道公園にある鉄道遺産
市文化財保護指導員 塚田直樹

JR東日本から青梅鉄道公園が今年8月末をもって、休園改装し、令和8(2026)年ごろ開園予定との報道がありました。市の憩いの場所の一つとして、また、実際の蒸気機関車や鉄道車両を見るために多くの市民や親子3~4世代にわたる鉄道ファンが来場しています。昭和天皇も市訪問の際に立ち寄られております。
鉄道公園は昭和37(1962)年に国鉄(旧・日本国有鉄道)開業90周年を記念して開園し、「0系新幹線」車両(初代新幹線)が展示されていることでも有名で、鉄道遺産の一つとして、今なお立派な姿を見せています。また、昭和58(1983)年まで青梅線を走っていた国鉄初の長さ20mの「電動車40系電車」(片側3つの扉、ロングシートの通勤車両)、さらに準鉄道記念物であり、平成30(2018)年に国の重要文化財に指定された「ED一六形式一号電気機関車」も屋外展示されています。
リニューアルの詳細はわかりませんが、中央線・青梅線の鉄道の歴史を伝える場として、再開後も多くの人々を楽しませてくれることでしょう。

問合せ:郷土博物館
【電話】23-6859

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