■いつどのように食べるかが非常に重要な「時間栄養学」
ホームケアクリニック青梅院長 土田直輝
人は朝起きて夜は眠るという1日の周期で生きています。体内時計と呼ばれ時間のリズムを刻むメカニズムがあり1日単位でリセットしています。
体内時計をリセットする為には2つのステップが必要で、1つは光が入ってくる事で体を覚醒させ、もう1つは各細胞に栄養が行きわたる事で1日の時を刻み始めます。つまり朝日を浴びて、朝食をとる事で体内時計をリセットします。
栄養素の代謝も時間帯によって変化します。炭水化物は朝消費されやすく脳、身体を働かすのに重要な役割があります。また朝たんぱく質を食べると筋肉が大きくなりやすく、基礎代謝が上がる事でダイエットやメタボ対策にも繋がります。栄養素の吸収は昼頃までが良いとされ、起床後1時間以内に食べたいものです。ご飯又はパンに加え卵料理や納豆、牛乳、又は鮭おにぎりなどをお勧めします。
朝は誰しも時間がなく、食欲もないかもしれませんがたんぱく質入りの食品を上手に摂取して食生活を整え元気に1日を過ごしましょう。
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