■今年度16~27歳になる女性へ HPVワクチン公費接種最後のチャンスです!
新町クリニック院長 神應知道
HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となるウイルスを90%予防できるワクチンです。WHOによれば、徹底したHPVワクチン接種と定期的な子宮頸がん検診により、年間10万人あたり4人未満の発症に抑えられるとされています。しかし日本では、先進国の中で唯一、子宮頸がんにかかる人や亡くなる人が増加しています。
現在、HPVワクチン接種がしにくかった世代に対するキャッチアップ接種が、3月31日まで実施されています。対象は令和6年度に17歳から27歳になる女性で、計3回のワクチン接種を行うためには、9月までに1回目を接種する必要があります。これを逃すと来年度以降は10万円弱の助成がなくなりますので、接種希望者はぜひ9月までに1回目を接種してください。
また、今年度16歳になる女性も9月までに1回目を接種しないと4月以降は自費での接種となりますのでご注意ください。
問合せ:健康センター
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