青梅市国民健康保険(国保)の財政状況

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■近年の青梅市国保の財政状況
高齢者の占める割合が多く医療費が増えているのに対し、被保険者数の減少や所得の伸び悩みにより保険税収が伸びず、厳しい状況が続いています。このため保険税収が不足しており、赤字分を一般会計から繰り入れている状況です。しかし国保事業は国保会計内ですべて賄うことが本来の姿であり、市は段階的に赤字繰入額を解消するために2年に1回保険税率等の見直しを行っています(令和6年度は改定)。

○令和4年度の決算状況

※4年度の決算収支は黒字となっていますが、これは国等から市へ見込みで交付された交付金が実績より多くなったことが主な要因で、翌年度で精算しています。

■国保の財政のしくみ
国保加入者の医療費分(被保険者の自己負担分を除いたもの)の内訳は原則として、保険税が5割、国・都の負担金が5割です。

都：標準保険税率と事業費納付金を算出
←事業費納付金を納付
→普通交付金を交付
市：都で算出された標準保険税率を参考に保険税率を決定し課税・徴収

■保険税の納付にご協力を
国民健康保険制度は被保険者の皆さんが手を取り合って支えあう「相互扶助の精神」により維持されています。事情により納期限内の納付が難しい場合は、収納課へご相談ください。

■医療費の上昇を抑える取り組み
特定健診の結果を基に対象者へ特定保健指導のご案内を行い、さらに医療費データを基に対象者へ「医療費通知」、「ジェネリック医薬品に関する通知」、「治療中断者に対する受診勧奨通知」、「多剤投与に対するお知らせ」および「糖尿病性腎症重症化予防事業に関するお知らせ」等の通知を送付し、これらを活用した健康管理や生活習慣の改善、早期受診を促しています。

問合せ：保険年金課給付係・資格賦課係