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5年ぶりに青梅市へやってきた! 姉妹都市ドイツ・ボッパルト市 青少年友好親善使節団

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東京都青梅市

■ボッパルト市との姉妹都市提携
青梅市では、「青年に夢を持たせるために」と、日本と国民性の似ているドイツの都市との姉妹都市提携を望んでいました。さまざまな方の協力を得ながら、青梅市と環境の似た都市を選定し、昭和40年9月24日、青梅市はボッパルト市と姉妹都市提携を結びました。

■青少年友好親善使節団とは
ボッパルト市と青梅市は、友好親善と国際的視野に立つ青少年の育成を目的とし、使節団の派遣と受け入れを行っています。使節団員は、それぞれの市でホームステイをし、文化体験等さまざまな経験を通して市民と交流を行います。帰国後も、友人となった方と交流を続け、両市の架け橋となっています。
今回は、ボッパルト市のイェルク・ハーゼンアイアー市長を団長に、15~20歳の青少年10人とボッパルト市役所職員のマティーナ・ヴァイリッヒ氏の計12名が来青しました。

■ボッパルト市ってどんなまち?
ドイツ連邦共和国西部のラインラントプファルツ州に属し、フランクフルト市から北西へ80kmのライン川沿い左岸に位置する市です。約1600年前のローマ時代にすでに都市としての形が整った歴史の古い優雅な町で、観光地、保養地、また、ワインの産地としても有名です。

○ボッパルト市長 イェルク・ハーゼンアイアー氏
この両市の姉妹都市関係は非常に特別なものです。1万km離れていて、あらゆる文化に違いがあります。しかしながら、私達は心が通じ合い、とても近い関係にあります。このような経験をすることができ、とても幸せで感謝しています。

■使節団に密着!
○市役所訪問
大勢待市長はドイツ語で歓迎のスピーチし、市長室や議場などを案内しました。団員たちも練習してきた日本語で挨拶をしました。
ボッパルト市から持参したライン川の石を市役所前庭に置き、友好の鐘を鳴らしました。

○ホストファミリーとの交流
各家庭で、市内外に出かけて、日本の文化に触れる体験をしました。
ホストファミリーからの声がけや、過ごした毎日はかけがえのない時間だったようで、最終日は涙で別れを惜しんでいました。
・平ファミリー「最終日に自宅で料理を作ってくれました」

○着物で茶道体験
御岳にある「茶の文化フォーラム」で茶道を体験しました。着物姿で茶道の歴史や茶わんの受け取り方などの作法を学びました。

○だるまづくり
世界に一つだけのだるまを作り上げました。だるまの由来の説明に、団員たちは関心していました。
・Оme Blue(青梅ブルー)のだるまを作成しました

○御岳山観光
武蔵御嶽神社では、宮司さんから神社の建物や歴史などのお話を伺い、正式参拝しました。
・リーケ・クリスティン・ミュラー「御岳山にはたくさんの神様が祭られていることに驚きました」

○青梅総合高校との交流・歓迎式
全校生徒の拍手で迎えられ、琴と和太鼓の圧巻のパフォーマンスを見せてもらいました。一緒に昼食をとった時も同世代同士、会話が弾み、笑顔があふれました。部活動にも参加し、楽しい交流ができました。
青梅総合高校の皆さん、ありがとうございました。

○きのこ狩り
成木の「内沼きのこ園」で椎茸(しいたけ)狩りをしました。椎茸は網焼きにして食べました。
環境に優しい原木栽培についても学びました。

○刀鍛冶見学
団員たちは、日本の伝統文化や技術に興味津々で、青梅市へやってくる前から刀鍛冶見学を希望していました。
二俣尾の「平田鍛刀場」で見学をし、貴重な経験ができました。

■ボッパルト青少年友好親善使節団にインタビュー
○青梅市の好きなところを教えてください
市民の皆さんが好きです。皆さん、とても素敵な方たちだったおかげで、本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。
日本の文化を知ることは、私の世界を広げ、人生に豊かな経験をもたらしてくれるので、私の人生に大いに役立つと思います。
(ヘンドリック・ビボウ)

市民の皆さんが優しいところです。
滞在中、市民の皆さんはとても親切で助けになってくれました。
(リザ・ザイバート)

○一番印象に残ったことはどんなこと?
着物体験が一番印象に残りました。ドイツでは、着物で茶道を体験することは、なかなかできないので貴重な体験でした。
着物体験を通じて、色々な新しいことを学びました。また着物は着るのがとても難しいものだと知りました。
(アンナ・ワイナンド)

ホストファミリーの方がとても親切にしてくれて、歓迎してくれたことが一番印象に残りました。
文化の違いとして印象に残ったことは、家の大きさや様式が違うというところです。
また日本の方はお風呂が好きで、よくお風呂に入ることに驚きました。その文化の違いを経験できたことも思い出のひとつです。
(二コ・ギュンター)

■ホストファミリーの方にインタビュー
○大変だったことや困ったことはありましたか?
一番困ったことは言葉の壁です。何をしてあげればよいか、楽しんでもらえるのか分からず悩みました。英語が話せる娘に通訳してもらったり、携帯電話の翻訳機能を活用して対処しました。
また何かを決めるときは選択肢をいくつか出して、選んでもらうことで過ごしやすい環境をつくりました。家族が一丸となって団員を迎え入れることに協力できたことはいい思い出です。
(大前ファミリー)

○一番の思い出を教えてください
とても貴重な経験になりました。また迎え入れた青少年がすばらしい方で、日本の文化を学ぼうとする様子に、日本という自国を、また青梅市によい印象を持って欲しいと願う気持ちを持てたことが一番の思い出です。
また文化交流ができたことは貴重な体験でした。
(濱中ファミリー)

■あなたもボッパルト市との姉妹都市交流に参加してみませんか?
青梅市からボッパルト市へ青少年友好親善使節団の派遣や受け入れについては、募集開始の時期になりましたら、広報おうめや市ホームページ等でお知らせします。

問合せ:秘書広報課交流担当

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