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青梅市の文化遺産97

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東京都青梅市

■今の青梅市の形になって、今年で70年を迎えます
文化財保護指導員 塚田直樹

青梅市は2025(令和7)年、現在の青梅市になって70周年を迎えます。地図で青梅市を確認すると、「イノシシ」が東へ走るような形と小学校で教わった人も多いことでしょう。江戸時代の頃の青梅村は「モグラ」のような形をしていたともいわれました。1889(明治22)年の市町村制により、周りの村(西分村、勝沼村、日向和田村)を合併し、青梅町となり「オーム」に似た形になりました。1951(昭和26)年、青梅町と調布村、霞村が合併して、青梅市になるとその形は「コウモリ」に変わりました。そして、1955(昭和30)年吉野村、三田村、小曾木村、成木村の四村と合併して現在の青梅市になり、「イノシシ」の形になりました。市(村・町)の面積が合併とともに大きくなり、形も変わってきたのが分かります。
青梅村は、「東西十五町(約1600m)、南北四町(約450m)程」の大きさと「新編武蔵風土記稿」に記載があったとされます。現在は周囲60km、総面積104平方メートルと100倍以上の大きさになっています。(日本湖沼面積の中で第4位にあたる福島県の猪苗代湖とほぼ同じです。)
70年間、発展を続けてきた青梅市です。市制80、90年に向けて、「伝統・文化」そして「人」「自然(環境)」「もの(ものづくり)」をより大切にする市になると信じています。

問合せ:郷土博物館
【電話】23-6859

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