専門職によるリレーコラム さくらスマイルゼミ

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■〔今月の特集〕生涯口の健康を保つための口腔ケア
▽「口腔ケア」とは
歯だけでなく、口の中を清潔・健康に保つことで口の働き(食べる、会話するなど)を良好に維持するためのケアです。口の状態・機能が正常に働くことが心身の健康に大きく影響します。健康でその人らしい生活を続けるためも、口腔ケアはとても重要です。
口の中も加齢によって変化します。60歳を過ぎてもケアが行き届き、健康な歯を保っている方もいれば、若い方でもケアを怠っていたため、驚くほど口が老化している方もいます。歯を健康に保ち、口の機能を生涯維持するためにも、かかりつけ歯科医による定期的なチェックと毎日の適切なセルフケアの両方が必要です。

▽セルフケアの3つのポイント
・口の中を自分の目で観察する
鏡の前で、「イー」や「アー」と口を開け、歯や舌、歯肉、口の粘膜など、口の中をチェック
・自分に合った歯のケアを知る
歯並びが悪い、歯ブラシが届きにくい、ブリッジや義歯・インプラントが入っている方は専用のツールを使う
・最新の情報を得る
適切なケアの方法、歯ブラシや歯磨き剤の選択、デンタルフロスやうがいの仕方、疾患と口の健康の関連、オーラルフレイル対策など

適切なセルフケアを継続するために、定期的なプロのチェックを受けましょう!

執筆：歯科衛生士　南木昭代

問合先：高齢課
【電話】681-1155