はなコトバ

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日々感じた小さな想いを綴らせて頂きます。

■第26回　どうする、この夏
想定を超える高温の日々。直近の3年は連続して過去にないほど平均気温が高いそうだ。
空気は高温になればなるほど大量の水分を抱えることができるから、この夏の大気はひときわで、雨や風の凄まじさは時に怒気を孕(はら)んだかの様だ。ひとたび突風となって吹き下れば、大木をへし折り、家屋を倒壊させてしまう。先月10日県内各地で発生した現象は、市内各所でも被害を発生させた。場所を選ばぬ、瞬時の脅威。早乙女桜並木では巨木2本が南東方向に倒れた(西側の樹が伐採されていなかったら、県道を走る車両を巻き込んだ可能性も)。翌日の強雨では西河原地区で斜面崩壊も。落雷被害もあり、危機管理上、緊張の日が続く。
コロナ制限がなくなった久しぶりの夏。何をするにもまず熱中症対策。そして大雨時等、現在地の気象情報に注意したい時は、さくら市のホームページ「防災ポータル」や気象庁の「キキクル」検索がおすすめ。
大河ドラマ『どうする家康』も佳境にさしかかった。武系の雄、源氏そして鎌倉将軍家を継ぐ公方家として、秀吉の時代はもちろん江戸時代を通して唯一重んじられた喜連川公方足利家に想いを馳せながら、夏の夜を楽しみたい。
さくら市長　花塚隆志

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