■第79回春の院展栃木展~11月24日(日)
さくら市出身の窪井裕美さんは現在、日本画家として活躍し、今年の春の院展で応募数636点の中から、名誉ある「奨励賞・足立美術館賞」を受賞しました。
窪井さんは小さいころ体が弱く、家の中から庭の植物を眺めて過ごしたといいます。色々なことに自信がない中、小学校のミュージアム見学で、展示されている絵に感動します。それが「日本画」との出会いでした。いつか自分も描いてみたいと思い、日本画に挑戦するため、絵画の勉強をしました。いつしか窪井さんは絵を描くことで自分に自信が持てるようになっていきました。
受賞作「窓辺の冬」は窓辺に座る少女と窪井さん自身を重ね合わせた作品です。「根気強く頑張って作品を仕上げた」という絵の画面からは窪井さんの情熱が読み取れます。細かな花々の描写、画面の奥行き、構成など、高い評価を得た作品「窓辺の冬」は現在春の院展で展示中です。
ぜひ、ミュージアムでじっくりご覧ください。
■岸野香先生の日本画体験
下絵の描かれた豆うちわに色を塗りましょう。
日本画の絵の具を使える貴重な体験です。
日時:11月16日(土)(1)午前10時30分~ (2)午後1時~ 各回1時間程度
会場:ミュージアム体験学習室
定員:各回先着15名
参加費:300円
■お丸山会議第5回歴史講演会「古河公方について」
日時:12月14日(土)午後1時30分~2時間程度
会場:ミュージアム講座室
講師:永用俊彦氏(古河歴史博物館館長)
定員:先着70名(事前申込制) 参加費無料
開館時間:午前9時~午後5時(最終入館…午後4時30分)
休館日:5日、11日、18日、19日、25~30日
問合先:【電話】682-7123
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