日々感じた小さな想いを綴らせて頂きます。
■第34回 桜
長かった寒椿に梅、桃と続き、さくら市の桜が満開になる季節が巡ってきた。北関東一と言われるゆうゆうパークの桜堤をはじめ、氏小の大志桜、将軍桜や東大通りのカンザン、駅前の舞姫、そして荒川左岸には一葉(いちよう)、下流側には新たに八重紅しだれが連なる…。夜桜は雪あかりの様。つい日程に追われて見過ごしてしまう寂しさを今年は避けたいと思う。
早乙女桜並木では、西北側の植樹が進んでいる。樹種は『神代曙(じんだいあけぼの)』。調布市の神代植物公園で発見され、ソメイヨシノに多いサクラ類てんぐ巣病にかかりにくいため、推奨される種だ。市内では今宮神社参道に在り、最近では旧河戸小に地元の皆さんの力で植えられたり、お丸山等にも。東南側の植樹は2年先だが、新しい時代を照らすように咲いて欲しい。見事な満開はいつの日だろうか。
ふと、季節の巡りの凄さに愕然とした。桜に続いて、藤の房や山菜の時節となる、必ず。春夏秋冬は始まりも終わりもなく連なり、永久運動のように巡り続けるのだ。今日という日は二度と来ないが、季節は幾度も繰り返していく。季節感には、想像を超えた力、自然の摂理が在る。
さくら市長 花塚隆志
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