■今月の特集
コミュニケーションを大切に
▽「しあわせの追求」
桜ふれあいの郷では、新たな施設理念のうち、私たちの使命(ミッション)として「しあわせの追求」を掲げました。この永遠のテーマにどうやって取り組んでいけばよいのでしょうか。それは利用者の意思を確認することから始まるのではないかと私は思います。
私たちは、利用者の方との日々の会話を大切にしています。言葉でのコミュニケーションの難しい方には、目で見てわかりやすい伝え方(具体物・写真・イラスト・マークなど)を工夫しながら、その方に合ったコミュニケーション方法を探っていきます。意思の確認に止まらず、人間関係を形成するうえでコミュニケーションは不可欠です。その方にとって理解しやすく、その方自身が発信しやすいコミュニケーションによって、利用者の皆さんそれぞれの「しあわせ」に近づいていくことができればと願っています。
▽桜ふれあいの郷は何をしているの?
桜ふれあいの郷は、主に知的障がいのある方に施設入所支援や、生活介護、就労支援B型などの障がい福祉サービスを提供している施設です。さまざまなサービスによって、利用者の方が自分らしく充実した生活を送っていただくことを目指しています。
日々の会話を大切にしています
執筆:さくら市自立支援協議会事業所部会部会長 桜ふれあいの郷相談援助グループ コーチ 小原澤潤弥
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