◆4年連続交通死亡事故ゼロ達成
11月7日に行われた、第15回栃木県交通・生活安全安心県民大会において、本町は令和5年度栃木県交通死亡事故ゼロ市町として表彰されました。
これは、令和4年10月1日から令和5年9月30日までの1年間、交通死亡事故発生ゼロを継続した市町が表彰されるもので、本町は4年連続の受賞となりました。
本町が4年もの間、死亡事故が発生しなかったことは大変喜ばしいことですが、交通事故による人口1万人に対する負傷者数は県内ワースト2位です。いつ死亡事故が発生してもおかしくない状況であり、誰もが被害者・加害者になる可能性があるということです。
では、交通事故を防ぐためには、どのような対策が必要なのでしょうか。
◆対策その1 ライト4(フォー)運動
冬は日没時間が早まるため、午後4時以降の交通事故の発生数の増加が顕著に現れています。自動車は午後4時に前照灯を点灯し、「見落とし」や「発見の遅れ」等に起因する交通事故を予防しましょう。また、歩行者及び自転車の方は夕暮れ時や夜間に外出する際、反射材を身に着けて運転手に知らせましょう。
◆対策その2 3S(スリーエス)運動
3Sとはsee(シー、見る・発見する)slow(スロウ、減速する)stop(ストップ、止まる)の頭文字です。
通学路や交差点といった道路環境や歩行者に気を配り、子どもや高齢者を見かけたら減速しましょう。横断歩道では歩行者が優先です。
栃木県の信号機のない横断歩道での一時停止率は、昨年から全国平均を上回りつつも、依然として50%以下でしたが、今年は74.8%と最高記録を記録しました。引き続き交通安全のため、運転者も歩行者も交通ルールを守っていきましょう。
※JAFの調査結果に基づく一時停止率
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