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消費生活センターにご相談ください 消費豆知識130

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栃木県上三川町

◆なくならない洗濯用パック型液体洗剤による事故
子どもだけでなく高齢者が誤って口に入れる事故も発生
≪事例1≫
子どもが洗濯用パック型液体洗剤を触っていて、フィルムが破れてしまい、中身が目に入り、充血した。目は自然に開けられるが念のため病院を受診した。
≪事例2≫
保護者が洗面台の掃除をしていたところ、そばにいた子どもが洗面台の下の棚に置いてあった洗濯用パック型液体洗剤を容器から取り出し、口に入れていた。洗剤を飲み込んだようで、ぐったりしていたため、すぐに救急車を呼んだ。嘔吐した後、点滴をして容体は落ち着いたが、検査入院となった。
≪事例3≫
洗濯用パック型液体洗剤がくっついていた。はがそうとした途端、フィルムが破れて中身が目に入った。
≪事例4≫
認知症のある高齢者が、洗濯機付近に置いてあった洗濯用パック型液体洗剤を食べ物と思い、誤って食べてしまった。嘔吐と下痢が続き病院に搬送されたところ、洗剤による界面活性剤中毒から誤嚥性肺炎になり入院となった。

・パック型液体洗剤は、子どもだけでなく、不用意に触ってしまう恐れのある方の手の届くところ(特に床や洗面台の下など)には置かないようにしましょう。対策が困難な場合には、使用しないことも検討しましょう。
・パック型液体洗剤を使用したあとは、必ず箱のふたや袋のチャックをしっかり閉めて、子どもなどの手の届かない場所にすぐ戻すことを習慣にしましょう。開けにくい形状の容器であっても油断は禁物です。
・パック型液体洗剤を濡れた手で触ったり、ふたを開けたまま保管すると洗剤同士がくっついて、はがそうとしてフィルムが破れて中身が飛び出すこともあります。濡らさないように気をつけましょう。
・子どもや高齢者などが誤って口に入れてしまい、洗剤などを飲み込んだ可能性がある場合や、目に入り、よく洗い流しても異常を感じる場合には、商品の成分が分かるパッケージなど(写真に撮ったものでも構いません)を持って医療機関を受診しましょう。
※パック型液体洗剤…濃縮液体洗剤を水溶性フィルムに包んだ洗濯用パック型液体洗剤

相談日時:月〜金曜日(祝日・年末年始を除く)午前9時~正午、午後1時~4時
相談場所:上三川町消費生活センター(役場1階 地域生活課内)
相談専用電話番号:
【電話】56-9153
まずは、お電話を。消費者ホットライン188(いやや)でもつながります。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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