◆「たばこ」のクイズの答え(問題は6~12ページにあります)
A1.(3)
たばこの煙には約5,300種類の化学物質が含まれており、うち70種類以上は発がん性物質です。ニコチンやタールなどのたばこに含まれる有害物質は、脳卒中やがん、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などを引き起こす原因となり、喫煙者だけでなくまわりの人の健康にも大きな影響があります。
A2.〇
たばこの煙は、半径7メートルまで到達するといわれているため、自宅や職場、さまざまな公共の場において、周囲の人の健康に影響を及ぼすリスクがあります。
A3.〇
「加熱式たばこ」は、たばこの葉やその加工品を加熱して吸引するものをいいます。発がん性物質などの有害成分の種類は紙巻たばこと同じといわれ、本人だけでなくまわりにも影響を与えます。
A4.〇
子どもの受動喫煙による健康面での影響には、喘息のぶり返しや乳幼児突然死症候群(SIDS)などがあります。
◆受動喫煙のリスクについて
本人がたばこを吸っていなくても、たばこの煙には、ニコチンやタールなどの多くの有害物質が含まれており、それを吸い込んだ人にも影響を及ぼします。
受動喫煙にさらされている人は、健康に影響を及ぼすリスクが「肺がん」=1.3倍、「脳卒中」=1.3倍、「乳幼児突然死症候群」=4.7倍あるといわれています。
たばこを吸う人も吸わない人も、受動喫煙防止のためにできることを考えてみましょう。
問合せ:健康福祉課 成人健康係
【電話】56-9133
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