◆パソコンで警告が出たらサポート詐欺に注意!〜70歳以上で大幅に増加〜
≪事例1≫
パソコンでインターネットを閲覧中に広告をクリックしたところ「ウイルスに感染した」と警告表示が出た。表示された連絡先に電話すると「遠隔操作で復旧させるのにサポート契約が必要」と言われ、指示通りコンビニで5万円分のプリペイドカード型電子マネーを購入し、カード番号をパソコンのカメラで相手に見せた。見せた番号を画面に入力したが、「入力間違いで無効になった」などと言われ、何度も購入と番号の入力をさせられ、結局50万円も支払ってしまった。翌日、メーカーにパソコンの状態をチェックしてもらったら「問題はなかった」と言われた。
≪事例2≫
パソコンでニュース記事を見ていたら、突然「ウイルスが侵入した」という警告文が表示され画面が固まり、大音量の警告音も鳴って操作できなくなった。大手ソフトウェア会社のマークとともに表示された連絡先に電話すると、遠隔操作が始まりインターネットバンキングのパスワード等を求められた。作業完了の連絡がきた後、念のため金融機関の口座を確認すると、サポート費用100円のはずが不正に第三者へ200万円が送金されていた。
・パソコン利用中に突然警告画面や警告音を出し、電話をかけさせようとするのは詐欺です。慌てて画面に表示された連絡先に絶対に電話をかけないでください。
・指示されるままに遠隔操作ソフトのインストールに同意したり、サポート契約等の支払いのためにと、プリペイドカード型電子マネー等の購入を求められても応じてはいけません。
・警告画面が表示されたり、万が一遠隔操作ソフトをインストールしてしまっても、自身でパソコンの状態を確認しましょう。警告画面を消したり、遠隔操作ソフトのアンインストールは自身で行うことができます。
*情報セキュリティ安心相談窓口の電話番号
【電話】03-5978-7509
受付時間:午前10時〜正午、午後1時30分〜5時(土日祝日・年末年始を除く)
【E-mail】anshin@ipa.go.jp
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相談場所:上三川町消費生活センター(役場1階 地域生活課内)
相談専用電話番号:
【電話】56-9153
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