後期高齢者が、地域で幸せを実感しながら自立した生活を送れるよう、介護予防と疾病の重症化予防を一体的に実施しています。
■下野市の高齢者の状況
下野市民が要介護状態となる要因は、生活習慣病と運動機能の低下に関連するものが多いです。また、加齢に伴うフレイル状態の進行も、要介護状態となる可能性を高めます。
そのため市では、生活習慣病の重症化とフレイル状態の悪化を防ぐために、保健事業と介護予防などを一体的に実施する取り組みを進めています。
◇下野市民が要介護状態となる要因
■市の取り組み
◇ハイリスクアプローチ
健診※も病院受診もしていない方など健康状態が心配な方に対し、訪問や電話で状況確認と健康相談を実施しています。
また、糖尿病の重症化リスクが高い方に対し、訪問や電話で病院受診の勧奨や保健指導を実施しています。
※下野市にお住まいの後期高齢者医療被保険者の方は、集団検診または市内医療機関での個別検診にて無料で健診を受けることができます。令和5年度の受診期限は令和6年1月31日までです。
■ポピュレーションアプローチ
各地域の通いの場などに保健師や管理栄養士、歯科衛生士が出向き、フレイル予防のための健康教育や健康相談を実施しています。
また、健診結果説明会での健康推進員による啓発活動も実施しています。
■事業の対象となる方へは、市から通知します
◇注意事項
この事業は、地域包括支援センターに一部委託し実施しています。そのため、地域包括支援センターの職員が連絡や訪問をすることがあります。訪問する職員は、職員証を身に着けています。
また、本事業ではお金のやりとりは発生しません。こちらからお金の振り込みを求めることや、銀行口座やクレジットカードの情報を確認することはありません。ご不明な点がありましたら、市役所までお問い合わせください。
問い合わせ先:
市民課【電話】32-8895
高齢福祉課【電話】32-8904
健康増進課【電話】32-8905
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