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障がい福祉瓦版

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栃木県下野市

■「教育・福祉 つながる勉強会」
12月3日から9日は「障害者週間」です。国民が広く障がい福祉についての関心と理解を深めるとともに、障がい者が社会、経済、文化、その他あらゆる分野の活動に、積極的に参加することを目的としています。
障がい者を取り巻く環境には、たくさんの課題があります。その解決に向けて市障がい児者相談支援センターでは、福祉関係の支援機関はもちろん、医療や教育など、様々な分野と協力し支援体制の構築と強化を図っています。
今回は、教育機関との連携を目的に、7月に開催された「教育・福祉 つながる勉強会」についてご紹介します。

◆「教育・福祉 つながる勉強会」
日時:7月24日 午前9時30分~正午
場所:栃木県立学悠館高等学校
参加者:教員、行政機関、障がい者の相談機関
内容:学校紹介、事例報告、福祉サービスの紹介 など

在学中から家族、学校、障がい児者相談支援センターが連携し、互いの役割やできることを共有しながら、卒業後、就労支援にスムーズに移行できた好事例を発表し、関係機関で共有する機会となりました。幼少期から就学、就労に至るまで、本人の個性や強みを生かしたきめ細やかで途切れない支援を実現するため、まずは教育と福祉、そして行政がそれぞれの役割や取り組みを知り、学びあい、つながることが大切です。今後も、他機関との連携を推進するため継続した取り組みとなるよう努めていきます。

◆参加者の声
▽学校関係者
・福祉サービスや相談窓口を知ることができた。
・学校として何かできることはないか考える貴重な機会となった。
・まずはつながること、連絡をしてみることが大切だとわかった。
・連携して進めることで、より良い支援が期待できると感じた。

▽福祉・行政の関係者
・多様な生徒への教育の現状を知ることができた。
・先生方が、熱意をもって生徒の対応にあたっていることがわかった。
・先生方が、どんなことで困っているのか知ることができた。
・特別支援学校以外の学校とは、これまで連携できていなかった。
・これからは在学中の早い段階から、協力して支援していきたい。

◆発達障害者相談支援サポーター
今回の勉強会では、市障がい児者相談支援センターに在籍している「発達障害者相談支援サポーター」が事例発表を行いました。サポーターは、発達障がいがある方やその家族などからの相談に応じるなど、関係機関への橋渡しの役割を担っています。
今後も県の発達障がい地域支援マネージャーらと協力しながら、より良い支援体制をつくっていきます。

相談・問い合わせ先:市障がい児者相談支援センター
【電話】37-9970

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