■地方債の状況
◆各会計地方債年度末残高
◇令和5年度地方債借入額
〇一般会計 10億5,100万円
〈内訳〉
(1)公共事業等債 3億6,610万円
(2)臨時財政対策債 1億4,000万円
(3)緊急自然災害防止対策事業債 2億4,670万円
(4)緊急防災・減災事業債 1億1,600万円
(5)防災・減災・国土強靭化緊急対策事業債 5,990万円
(6)脱炭素化推進事業債 1億1,960万円
(7)一般補助施設整備等事業債 270万円
〇土地区画整理事業 1,570万円
〇水道事業会計 1億5,000万円
〇下水道事業会計 2億8,340万円
◆各会計地方債年度末残高の推移
■特別会計及び企業会計
■下野市の財政状況を家計簿にたとえると
決算状況についてより身近に感じてもらうため、令和5年度一般会計決算を年収600万円の家計にたとえ「1年間の家計簿」を作成しました。なお、市と一般家庭では会計方法などが異なるため、単純な比較とはなりませんのでご了承ください。
◆収入のポイント
(3)各種助成金、(4)預金取り崩し、(5)ローンの合計が収入全体の32%を占めていて、これらがなければ収支は逆転してしまいます。前年度と同じ割合となっていますが、長期的な収支計画を立て、収入に占めるこれらの割合を下げていく必要があります。
◆支出のポイント
(1)食費、(2)家族の医療費、(6)ローンの返済の合計が支出全体の46%を占めています。これらは毎年支出しなければならないもの(義務的経費)なので、急激に抑制することはできません。将来の収入見通しを立て、できるところから少しずつ支出を抑えていく必要があります。また、今後増加していくローンの返済に備えて貯金(基金への積立)もしていく必要があります。
■下野市の財政状況 ~財政の健全性に関する5つの指標~
財政の健全性を確認するため、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づき、国が定めた指標について、令和5年度決算に基づく状況は以下のとおりです。下野市は、すべての指標において基準を下回っています。
◆早期健全化基準とは?
実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率にそれぞれ設けられており、いずれかの指標が基準値を超えた場合、財政健全化団体となり、財政健全化計画を策定し、自主的・計画的に財政再建に取り組まなければなりません。
◆財政再生基準とは?
実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率にそれぞれ設けられており、いずれかの指標が基準値を超えた場合、財政再生団体となり、財政再生計画を策定し、国などの管理のもとで財政再建に取り組まなければなりません。
問い合わせ先:財政課
【電話】32-8889
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