■ご意見と回答
◆ITパスポート試験やパソコン検定を受験する児童生徒への助成金
Q.小学生でも、英語の力に加えてITの活用力は、これから必要不可欠だと思います。周りにもその力を伸ばそうと勉強を頑張って資格取得を目指している子がいます。これからの子どもたちの資格取得に向けて、ITパスポート試験やパソコン検定を受験する児童生徒への助成金について考えていただきたいと思います。
A.まずは、学習指導要領で定めている学びを優先し、児童生徒の「知・徳・体」をバランスよく成長させていくことが重要だと考えています。学校で学ぶべき学習内容をしっかりと習得することで、児童生徒が将来、ITの分野に進む際にも役立つ力を育成したいと考えています。
これらを踏まえ、ITパスポート試験やパソコン検定の受験助成についても、実現の可能性について検討したいと考えています。
◆道路の側溝にある堆積物の清掃
Q.「下野市内水ハザードマップ」中に「道路側溝に堆積物がある」というチェック項目がありますが、自宅周辺の側溝の多くに堆積物があるように思います。また、グレーチングの隙間から木や草が生えているところもあり、いざ大雨というときに側溝の役目は大丈夫なのか心配です。道路の側溝は近隣に住んでいる人が清掃するのでしょうか。あるいは市で処理していただけるのでしょうか。
A.市が管理する側溝内に土砂が堆積しているときは、市で撤去します。このような場合には、管理保全課へご連絡ください。
◆新しくなる学校教育サポートセンター
Q.義務教育終了後、高校で不登校になった方や高校進学を選択していない方が、学び先・就労・心身の健康面を相談できるようにしてほしいです。高校受験の際や、高校進学後不登校になり、辞めたい、転校したいとなった際には、通信制高校を含んだ相談の対応ができるようにしてほしいです。
A.現在、新しく学校教育サポートセンターを建設中で、今年度中に完成の予定です。今回新しくなることから、中学校を卒業した生徒についても支援や相談ができるように、体制を充実させていこうと考えています。学校教育サポートセンターとして、庁舎内の福祉まるごと相談窓口やこども家庭センターと連携しながら、児童生徒そして保護者の支援に努めてまいります。
◆下野市のふるさと納税返礼品
Q.魅力のあるふるさと納税の返礼品を考えていただきたいです。地場産業の育成なども含めて、下野市の魅力を発信しながらいろいろな返礼品の検討をしたら良いのではと思います。
A.市では、魅力的な返礼品を開拓しているところで、返礼品の数は3年前の約60品目から、現在では170品目以上に増やしました。お米やトイレットペーパー、酎ハイなどの日用品や嗜好品(しこうひん)の返礼品が増えており、可能性があるものは引き続き検討していきます。また、9月から、楽天ふるさと納税で寄付をお申し込みいただいた方に、お礼の品の感想を投稿していただく「レビューキャンペーン」を展開しています。利用者からの声をいただくことにより、今後も魅力ある地域資源に着目して、より多くの寄付をいただけるよう取り組んでいきます。
◆自治会運営における課題
Q.自治会長として、今後の自治会運営に不安と課題を多く感じています。高齢者が多く、毎月の広報紙などの配布作業、書類の作成、そして、各役員改選時のなり手不足に大変苦慮しています。次の担い手として若い方の参画を期待したいところですが、それもなかなか厳しく、今後若い方が参加できる行事などを考えていく必要があるのではないかと思います。
A.市からの広報紙の配布や文書回覧などは、配布物の回数を少しでも減らすため、できる限り集約しているところです。
若い方が参加できる行事に関しましては、各自治会においてさまざまなイベントが行われていますが、役員だけでなく会員が無理のない範囲で自治会に関わっていけるような工夫も必要かと思います。
地域づくりには住民一人ひとりが地域行事や活動に参加し、日頃から情報交換できる機会や顔が見える関係をもつことが大切で、結果として自分自身や地域の安全を守ることにもつながりますので、皆さまのご協力をお願いします。
問い合わせ先:総合政策課
【電話】32-8886
<この記事についてアンケートにご協力ください。>