■会長あいさつ
日頃より農業委員会活動に対しまして、深いご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
9月4日、市長より第8期農業委員16名が任命され、続いて行われた第1回農業委員会総会において、委員の皆さまからの推挙を賜り、会長職を担うこととなりました。大変光栄に存じますとともに職務の重責を痛感しております。また、同総会において、第3期農地利用最適化推進委員を委嘱し、農業委員会活動のさらなる発展と充実を目指して決意を新たにしているところです。
さて、新型コロナウィルス感染症の5類への移行以来、経済はゆるやかな回復傾向にありますが、原油価格の高騰等に起因する物価高など先行き不透明な状況でございます。
農業を取り巻く情勢も米の供給不足から米価が上昇している反面、依然として農業従事者の高齢化や担い手不足による遊休農地の拡大、気候変動の影響、燃料費や肥料・資材の価格上昇など、大変厳しい状況となっております。
このような中、国は新たな「食料・農業・農村基本計画」に基づき農政改革を進めています。当委員会としましても、農地集積・集約化の推進、遊休農地の発生防止、さらには新規就農の促進など、農業委員会の大きな目的である「農地利用の最適化」を目指すため、農業委員と農地利用最適化推進委員が互いに連携しながら、さまざまな課題に取り組んでまいりますので、引き続き地域の皆さまのご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
※担当地区《柴南1~5、柴北1~3、駅東、烏ヶ森、旭ヶ丘、日の出町、丸野町》
・第8期農業委員紹介
※氏名 《担当地区》(順不同、敬称略)
・第3期農地利用最適化推進委員紹介
※氏名 《担当地区》(順不同、敬称略)
※詳細は本紙P.16~17をご覧ください。
■農地パトロールを実施しました
農地の利用促進を図り、利用状況を把握するため、10月1日から4日にわたり、農政課や農業公社と連携し、農業委員、農地利用最適化推進委員、農業委員会事務局による農地パトロールを行いました。
パトロール結果から、遊休農地などの対象になった農地の所有者等に改善の依頼を通知するとともに、今後農地をどのように管理していくのかを確認する利用意向調査を行います。
この調査にご協力いただけなかった農地所有者等には、農業委員会から農地中間管理機構と協議するようお願いすることがあります。
◆遊休農地とは
・過去1年以上にわたり農作物の作付けが行われておらず、今後も農地所有者等による農地の維持管理(草刈り、耕起など)や農作物の栽培が行われる見込みがない農地
・農作物の栽培が行われているが、周辺の同種の農地において通常行われる栽培方法と認められる利用の様態と比較して、その程度が著しく劣っている農地など
問い合わせ先:農業委員会事務局
【電話】32-8915
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