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障がい福祉瓦版 しもつけふくしフェスタ2024

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栃木県下野市

寒さが厳しい本格的な冬の到来となりました。今年最後の月となり慌ただしい時期にもなります。風邪などをひかないように体調には気を付けて過ごしていきたいですね。

■しもつけふくしフェスタ(10月5日)
人と人とのふれあいの場を提供し、互いに支え合えるあたたかいまちづくりを目指して、市社会福祉協議会がしもつけふくしフェスタを開催しました。今年のテーマは「つながり愛」です。当センターも、市地域自立支援協議会として参加させていただきました。
電気自動車からの充電体験や、市内の障がい福祉施設などの紹介、お土産つきのチラシ配布などを行いました。また、ワークショップとして「キラキラドームを作ろう!」を実施しました。ペットボトルにカラーテープやビーズ、水を入れてオリジナルの作品を作りました。

当日は小雨が降るあいにくのお天気でしたが、キラキラドーム作成に幼児からお年寄りの方まで約130名の方にご参加いただきました。個性あふれるきれいなドームがたくさんできました。ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。

■わくわくステージ「精神障がいの当事者座談会」
ふくしフェスタのステージ発表(わくわくステージ)では、精神障がいについて広く市民の皆さまに知っていただくために、市地域活動支援センターゆうがおに所属している精神障がい者ピアサポーター(ピア部)の協力を得て、座談会を実施しました。

※「ピア(peer)」とは英語で「仲間」や「同等の人」を意味します。精神障がいの分野では、自らも病気や障がいを抱えながら、同じような立場の人のために活動をしている人を「ピアサポーター」と言います。

ピア部の方々は、現在も通院・服薬を続けながら、施設への通所や趣味を楽しみながら生活されています。しかしそれぞれ統合失調症を抱えており、過去には症状がひどくなり、入院した経験もありました。座談会では、幻聴が聞こえたときの感覚や、入院から回復までの道のりについて、ユーモアを交えながらお話をしていただきました。そして「精神疾患は誰でもなる病気」「先生と相談しながら自分に合う薬を見つけることで、普通に生活できる」「差別や偏見をもたずに接してほしい」と発信していました。
当日はたくさんの方が熱心にお話を聞いてくださっていました。精神障がいについて、少しでも身近に感じていただけたのではないでしょうか。

■12月3日~9日は「障害者週間」です
平成16年6月の障害者基本法の改正により、「国際障害者デー」である12月3日から「障がい者の日」である12月9日までの1週間が、「障害者週間」として設定されました。国民に広く障がい福祉について関心と理解を深め、障がい者が社会、経済、文化、その他あらゆる分野の活動に積極的に参加することを目的としています。
障害者週間中には、障がいがある方が作成した作品展覧会(市役所1階)、市内福祉事業所の物販(12月3日~12月6日は市役所、12月7日~9日がヨークベニマル石橋店)があります。また、12月6日に講演会を開催します。ぜひ、各催しにご参加いただければと思います。

相談・問い合わせ先:市障がい児者相談支援センター
【電話】37-9970

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