■今月のテーマ
「芥川賞・直木賞」
数ある文学賞の中でも人気の高い芥川賞・直木賞の受賞作が、1月17日に発表されました。今月はその受賞作と候補作をご紹介します。
文学賞関連の作品はとても人気が高いので、ご予約はお早めに!
詳しくは図書館にてお尋ねください。
《芥川賞受賞作》
▽東京都同情塔
九段 理江 著 新潮社
寛容論が浸透した日本に新たな刑務所「東京都同情塔」を建てることに。近未来の日本のifを描いた一作。(石・国・南)
《直木賞受賞作》
▽ともぐい
河﨑 秋子 著 新潮社
明治後期の北海道。驚異的な嗅覚で獲物を狩る猟師・熊爪。激動の時代、熊との死闘の果てに見えたものは?(石・国・南)
▽八月の御所グラウンド
万城目 学 著 文藝春秋
野球チームに現れた不思議な助っ人。駅伝に並走する謎の集団。不思議なことが巻き起こる2編を収録。(石・国・南)
《直木賞候補作品》
▽なれのはて
加藤 シゲアキ 著 講談社
テレビ局員の守谷は同僚の相談を受け、とある絵を調べることになるが…。一枚の絵を巡る重厚ミステリー。(石・国・南)
▽ラウリ・クースクを探して
宮内 悠介 著 朝日新聞出版
ソ連崩壊からエストニア独立までを通して、ラウリ・クースクという無名のプログラマーの足跡を辿る物語。(石・国・南)
▽襷(たすき)がけの二人
嶋津 輝 著 文藝春秋
19歳で嫁ぎ若奥様となった千代と元芸者で女中頭の初衣。心を寄せ合い、大正・昭和・戦後を歩む二人の物語。(石・国・南)
▽まいまいつぶろ
村木 嵐 著 幻冬舎
先天性障がいに苦しみ暗愚と馬鹿にされた9代将軍・徳川家重。彼の傍には心強い味方がいた。(石・国・南)
《芥川賞候補作品》
(1)迷彩色の男 安堂 ホセ 著
(石・国・南)
(2)Blue 川野 芽生 著
(石)
(3)猿の戴冠式 小砂川 チト 著
(石)
(4)アイスネルワイゼン
三木 三奈 著
(石)
[掲載雑誌]
(1)文藝秋季号(所蔵館なし)
(2)すばる8月号(南)
(3)群像12月号(石)
(4)文學界10月号(石・国)
◆紹介文の最後に、所蔵している図書館を表示してあります。[(石)…石橋 (国)…国分寺 (南)…南河内]
所蔵館以外でも予約をかけていただければ貸出しが可能です。詳しくは図書館にお尋ねください。
・石橋図書館
【電話】52-1136
・国分寺図書館
【電話】44-3399
・南河内図書館
【電話】48-2395
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