3月20日から25日にかけて、姉妹都市ディーツヘルツタール(ドイツ連邦共和国)の中学生訪問団21名が下野市を訪れました。
訪問団の姉妹都市の生徒たちは、昨年9月の下野市海外派遣団員がホームステイした家庭の子どもたちで、今回はそのときの団員であった市内中学校・義務教育学校の生徒が、ホストファミリーとして一行を受け入れました。
姉妹都市一行は6日間下野市でホームステイして日本の日常を体験しながら、さまざまなプログラムに参加しました。
中でも国分寺中学校では、7種の日本文化(お囃子(はやし)、琴・三味線、空手、折り紙、そろばん、昔遊び、書道)や授業、部活動、清掃の時間を体験し、ドッジボールや大縄跳びなどのレクリエーションを通して交流しました。短い時間でしたが、別れ際には抱き合って別れを惜しむほど、充実した交流となりました。
その他にも、浅草や大谷資料館、道の駅しもつけ、しもつけ風土記の丘資料館、天平の丘公園を訪れ、日光への日帰り旅行を実施しました。姉妹都市一行は、日本の歴史や文化に強い関心を示し、各所のガイドの解説に熱心に耳を傾けていました。
また、3月22日にはグリムの館で歓迎会が開催され、姉妹都市生徒たちがダンスを披露したり、地元のお囃子会の演奏を聴いた後、自分たちも楽器に触れさせてもらったりと、交流の輪が広がりました。
一行は、3月25日の早朝、集まったホストファミリーや関係者に見送られ、下野市を後にしました。下野市海外派遣団員の生徒は空港まで同行し、姉妹都市生徒たちと別れを惜しみながら、一行の姿が見えなくなるまで見送っていました。
短い期間で、言葉や習慣の違いという壁がありながらも、国境を越えた友情が結ばれ、たくさんの思い出を作ることができました。ホストファミリーをはじめ、関係者の方々には大変お世話になりました。
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