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障がい福祉瓦版 地域活動支援センターゆうがお

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栃木県下野市

令和5年9月号で、精神障がい者ピアサポーター(自らも病気や障がいを抱えながら、仲間のために活動する人)の紹介をさせていただきましたが、今回はピアサポーターの所属先である「下野市地域活動支援センターゆうがお」について、改めてお伝えします。

地域活動支援センター、略して「地活(ちかつ)」ゆうがおは、平成21年に開所した精神障がい者のための通所施設で、市の委託により運営されています。精神保健福祉士などの専門職を配置し、創作活動や人との交流の機会を提供しています。
「仲間と話したい」「家以外の居場所がほしい」「就労を目指して、まずは生活リズムを整えたい」「平日は仕事があるので、土曜日に時々、息抜きのために来たい」など、利用目的は人それぞれ。
なお、利用にあたってはご本人の意向はもちろん、ご家族、主治医の同意など、諸条件があります。

◆活動紹介
個人で行う軽作業、他のメンバーと一緒に行う調理実習、レクリエーション、外出行事を実施しています。
さらにメンバー自ら企画・運営するものや、地域との交流行事など、多様な活動を行っています。プログラムに無理に参加する必要はなく、のんびり過ごすこともできます。

○手工芸品の制作・販売
初心者でも大丈夫。マイペースで制作できます。コツコツ取り組み、かなり上達する方も。
作品はイベントなどで販売しています。

○グリムの森イルミネーション
飾りつけのボランティアに参加しました。

○調理実習
健康には気を付けようと言いつつ、毎回ついつい満腹に…。

○洋楽研究会
企画・運営をすべてメンバーが担当。洋楽好きが集まり、好きな曲を聴き合います。

○季節の行事
令和6年の書初め。個性的な作品も。

○栄町との交流会
栄町コミュニティの環境福祉部会さんからお誘いいただき、毎年交流会を行っています。午前中は大松山運動公園で、一緒にごみや落ち葉を集めました。午後は宇都宮でりんご狩りを満喫。
栄町のみなさんが気さくに接してくださり、とても楽しい1日でした。

利用者の声:
・自宅以外の居場所として利用しています。とても楽しいです。
・コタツのようなぬくもりがある場所です。のんびりできます。

地活ゆうがおでは、見学や体験利用を随時受け入れています。お気軽にお問い合わせください。

下野市地域活動支援センターゆうがお
【電話】53-4621
石橋950-2
開所時間:午前9時~午後4時
(木・日・祝日・年末年始は閉所)

相談・問い合わせ先:市障がい児者相談支援センター
【電話】37-9970

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