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自治体の皆さまへ

自治医科大学附属病院 連携協働コラム

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栃木県下野市

【Jichi Medical Uniiversity Hospital】

■更なる50年へ~自治医科大学附属病院開院50周年~

◆病院長あいさつ
自治医科大学附属病院の全職員を代表し、附属病院開院50周年のごあいさつを申し上げます。

附属病院は昭和49年4月の開院以来、栃木県の基幹病院として発展してきました。安全で質の高い医療の提供により地域に貢献するとともに、大学病院、特定機能病院として、最先端医療の進歩にも寄与し続けています。病床数1,132床、診療科47科、総手術件数10,030件など全国トップクラスの診療規模を維持しながら、災害医療、がん診療連携、がんゲノム連携、小児がん連携、エイズ、肝疾患診療連携、難病診療連携、てんかん診療連携、治験など、さまざまな領域で栃木県の拠点となっています。
新型コロナウィルス感染症の蔓延(まんえん)以降は、地域の救急医療体制が逼迫(ひっぱく)した状況でも患者さんの受け入れを閉ざすことなく、地域の最後の砦としての機能を果たし続けてきました。今年度も、県内の感染状況に迅速に対応し、万全の感染防御体制で院内での蔓延を抑制しつつ、通常診療を維持してまいります。

附属病院の母体である自治医科大学は、全国の地域医療やへき地医療に従事する医師の養成を建学の理念の一つとしています。附属病院は高い志を持つ医学生達が最初に医療に触れる病院であり、さらに研修医、看護師、医療技師の教育病院でもあります。私達職員は、未来を担う医療人の鑑となるよう日々心がけておりますが、教育病院としての当院の役割にもご理解とご協力を賜れれば幸いです。

附属病院が50周年を迎える今年度も、病院機能のさらなる充実に取り組んでまいります。昨年暮れに稼働を開始したヘリポートを活用して高度救急受け入れ体制を一層充実させるとともに、今年度からは新放射線治療棟を本格稼働させて最新の放射線治療を提供します。また、周術期センターや集中治療病棟の強化にも着手したところです。
附属病院の地名「薬師寺」は、1,300年前、数千人の僧が集まり薬草を栽培し民間医療を提供した下野薬師寺に由来するものです。この伝統ある地で、附属病院はこれからも良質な医療提供に努めてゆく所存ですので、変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。

自治医科大学附属病院長
川合 謙介

○病院長経歴
昭和62年東京大学医学部卒業。東京大学、総合会津中央病院、米国国立衛生研究所、寺岡記念病院、帝京大学、東京都立神経病院などで脳神経外科臨床および脳神経科学研究の研鑽と実績を積み、東京大学医学部・大学院脳神経外科准教授、NTT東日本関東病院脳神経外科部長を経て、平成28年より自治医科大学脳神経外科教授、令和4年より附属病院長。

◆病院の自己紹介 ~わたしたちはこんな病院です~
病床数:1,132床(一般1,075精神56感染症1)
重症の患者さんなどを治療する特別な部屋があります

職員数:2,812人
医師、歯科医師:741人
看護職員:1,448人
医療技術系職員:468人
事務職員等:155人

・外来患者数 611,624人→1日平均約2,500人の方が通院しています
・入院患者数 298,967人→1日平均約820人の方が入院しています
・手術件数 10,030/年→1日平均約42件の手術を行っています
・救急車搬送受入件数 4,237件→1日平均約12台の救急車を受け入れています

※患者数等は令和5年度の数字です。

○開院当時の正面案内
外来玄関から各診療科、中央施設部門、薬局及び会計への経路を判りやすくするため、ゾーンを色彩で区別、案内表示を整備。

○平成29年の正面案内
栃木県鳥「おおるり」をモチーフとしたアートワークを壁面に。デジタルサイネージや自動再来受付機を活用した案内を整備。

※詳細は本紙P.10~P.11をご覧ください。

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