■男女共同参画の視点からの防災
なぜ防災に男女共同参画の視点が必要なのでしょうか?災害時には、性別・年齢・国籍など様々な立場の人と一緒に避難所生活を送ることになります。
東日本大震災では、避難所運営の意思決定の場に女性の参画が足りず、ニーズを見落としてしまうことがありました。特に女性用品は、女性がニーズを把握し、配布するなどの配慮が必要です。また、安全面やプライバシー確保の観点からも、運営には様々な立場の人が参画していることが望ましいでしょう。
災害時には、平常時の問題が顕在化するため、多様な視点を取り入れていくことが大切です。平常時から、自治会やご近所との交流、ローリングストックや備蓄品の管理など、できることから始めてみましょう。
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