市と自治医科大学は6月6日、「下野市と学校法人自治医科大学との連携・協力に関する協定」を締結しました。これまでも市と大学は健康・福祉・教育の分野を中心に連携・協力してきましたので、改めて今までの取り組みを振り返りました。今後はこの協定により様々な分野で包括的に連携・協力をしていきます。
◆施設の相互利用
自治医科大学の協力により、令和5年度から地域医療情報研修センター大講堂を市の事業で利用できるようになりました。
令和5年度には、市立学校音楽祭が盛大に開催されました。
◆健康推進員養成講座
健康づくりを推進する市民ボランティア「健康推進員」の養成のため、自治医科大学の教授に講師として協力いただいています。平成28年から始まり、これまで多くの市民の方々がこの講座を受講しています。
◆広報しもつけに自治医科大学附属病院連携協働コラムを掲載
附属病院の先生方のご協力により、広報しもつけ令和3年10月号から日頃の生活のためになる健康情報を偶数月に掲載しています。
◆健診・予防接種事業への専門職派遣
毎年、附属病院から専門職を派遣していただいています。
また、新型コロナウイルスのワクチン集団接種では、延べ400人を超える医師・薬剤師・看護師の方々に従事していただきました。
◆公開講座
自治医科大学主催で市の後援により開催され、参加者は多い年には延べ2,000人を超える大人気の講座です。「救急・高度集中医療を考える」、「肥満と糖尿病」、「地域医療と在宅医療」など身近な健康から最新医療まで様々なテーマについて、専門の先生方が市民にわかりやすく解説してくださいます。
◆自治医科大学の教授等を様々な委員会・協議会の委員に委嘱
総合計画審議会や健康づくり推進協議会などの委員として、大学の教授など多くの方々にご協力いただいています。
それぞれの専門的な知見によるご助言をいただき、市の政策形成などに反映しています。
◆自治医科大学看護学部学生の実習
市では毎年、大学の実習生を受け入れています。小中学校は看護実習を、市役所は総合実習を、薬師寺歴史館は歴史学の実習をそれぞれ受け入れ、学生の実践的な学びを支援しています。
《相互の発展と地域社会の活性化》
[新たな取り組み]令和6年度から、自治医科大学医学部の行政演習の一環として、1年生の実習を市役所で受け入れます。
昭和47年 自治医科大学開学
昭和49年 自治医科大学附属病院開院
平成18年 下野市発足
令和6年 連携・協力に関する協定締結
この度の協定を経て、密接な関係を構築し、相互の連携・協力を一層推進していきます。
※詳細は本紙P.4~5をご覧ください。
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