▽いい部屋ネット 街の住みここちランキング2024
・栃木県 第2位(2年連続)
※栃木県25自治体中
・北関東第7位(3年連続)
※北関東104自治体中
▽東洋経済新報社 住みよさランキング2024
・栃木県 第1位
※栃木県14市中
・北関東 第2位
※北関東58市中
▽区分ごとの順位
▽分野ごとの順位
今年度に各社が公表した全国の自治体のくらしやすさを表したランキングでは、下野市は高い評価を得ました。
その裏付けとなる指標には、下野市のもつ歴史的特性が深く関連しています。
■「東の飛鳥」下野市の歴史が証明するくらしやすさ
「東の飛鳥」とは、東日本における飛鳥時代の変遷を示す史跡が数多く残される下野市の歴史的特性を表す言葉です。各種ランキングで『くらしにウッテツケ』と評価された理由を、「東の飛鳥」の視点から振り返ります。
◆高い交通利便性
JR3駅を有している下野市。鉄道網のほかにも国道4号と新国道4号が南北に通り、東北自動車道や北関東自動車道によって東京・東北・茨城・群馬方面へのアクセスも良好です。
8世紀に下野国分寺・国分尼寺を建立する際には、「水害の心配がなく、安定している」「人が集まるのに不便でなく、交通の便が良い」「国府(役所)に近い」などの条件がありました。当時から下野の地が高く評価され、ウッテツケな地として選ばれてきたのです。
◆災害の少ない土地
国分寺・国分尼寺の建設地としての条件にもあるとおり、重要な施設の建設には、安定した土地を選ぶことが重要です。市内には古墳をはじめとする史跡が多く残っていますが、これは建設地に水害や地震などの影響が少ない土地が選ばれているからにほかなりません。災害時には下野市域の被害は比較的小規模であることが多く、安心して住むのにウッテツケな土地といえます。
◆充実した医療体制
くらしの安心度を考えるにあたり、医療環境も重要です。下野市は自治医科大学附属病院をはじめとして、医療機関が充実している「医療のまち」です。
8世紀後半、下野薬師寺に僧や尼僧となるために学ぶ人々が集まる戒壇(かいだん)が設置されました。当時の僧や尼僧は、仏教のほかに医療の知識などももっていたと考えられ、国分寺や国分尼寺には薬草を植えた薬園がありました。現在では、薬師寺地区の自治医科大学へ医学を志す人が全国から集まってきます。くらしにウッテツケな下野市にとって、医療分野は今も昔も大きな強みとなっています。
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