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自治体の皆さまへ

国際交流員マルセルのコラム

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栃木県下野市

■早起きは三文の徳
Morgenstund hat Gold im Mund
(モーゲンスタンド ハット ゴールド イム ムンド)

はじめまして、マルセル・バック(Marcel Back)といいます。ドイツの西南部、ハイデルベルク市の近くから来ました。下野市の国際交流員として皆さまと出会えることをとてもうれしく思います。
趣味は、健康のため毎日欠かさず運動をすることです。サッカーとテニスを小学校の頃から続けているほか、現在はジムで週に3回、その他の日は家で運動することを習慣にしています。毎日のルーティンと週の目標を定めることで、心身の健康を維持しています。また、栄養についても関心をもっており、健康的な料理を作るように頑張っています。
私と日本との出会いは2018年2月で、仕事で東京に来日したことがきっかけでした。それまでは正直日本のことはほぼ知らず、初来日の時点でも日本のことはあまり分かっていませんでした。当時は2週間滞在し、仕事以外にも東京、鎌倉、京都、広島などを観光しました。そこで人の優しさや思いやり、自然の美しさ、街のきれいさに感動したことは今でも忘れられません。
2018年秋にはミュンヘン大学日本学部に入学し、日本語の勉強を始めました。ここで初めて日本の文化や歴史など、語学以外のさまざまなことを勉強しました。2019年には1か月交換留学をし、日本の学生と交流することができました。ただ、当時はあまり日本語が話せなかったため、コミュニケーションの難しさを痛感したことを覚えています。
2020年に入るとコロナが流行し、目標だった日本への1年間の留学が延期になりました。この時期は常に家にいて時間がたくさんあったので、一番日本語を勉強しました。コロナが落ち着いて日本に留学することを本当に楽しみに勉強し続けました。
2022年に1年間留学したときは、たくさんの人とコミュニケーションをとることができました。学生だけでなく、公民館のイベントで知り合った年配の方とも仲良くなれたのはいい思い出です。
大学の友人に紹介してもらい、自然な日本語の取得のために日本人のサッカーチームとテニスチームにも入りました。チームメートと日本語で声を掛け合うことで、すっかりコミュニティの一員になれました。
日本でのこれらの経験を通して視野を広げることができました。1年間日本に住んで、良い部分もそうでない部分も全部合わせて日本が好きだと再認識できました。
今回また日本に住むことができ、下野市で国際交流員として皆さんと関われることを今から本当に楽しみにしています。日本とドイツの架け橋となれるよう、全力で頑張りたいです。

マルセル・バック(Marcel Back)さんは、8月5日から新しく下野市国際交流員に着任しました。これから毎月コラムを執筆してくれる予定です。お楽しみに!

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