■「未来にむけた魅力あるまちづくり」
下野市長 坂村 哲也
新年あけましておめでとうございます。謹んで、新年のごあいさつを申し上げます。
旧年中は市政運営に深いご理解とご協力を賜り、厚く感謝申し上げます。数年にわたり日常生活や社会活動を脅かした新型コロナウイルス感染症の蔓延(まんえん)も落ち着きを見せ、地域での市民交流活動が復活されてきたことは、大変喜ばしい限りです。そのような困難を乗り越えたという貴重な経験を糧に、また、市長就任以来心がけている、できるだけ市民の皆さまのご意見を直接お聴きすること、市民の皆さまと同じ目線でまちづくりに取り組むことを大切にしながら、「住みよさ」という本市の魅力をより一層高めるべく、引き続き邁進(まいしん)いたします。
昨年は、市の歴史的特性を活かして「東の飛鳥」ブランドを用いたシティプロモーションを本格的に開始するとともに、念願だった自治医科大学との連携協定を締結するなど、大変意義深い一年でした。
今年も、「ともに築き 未来へつなぐ 幸せ実感都市」という市の将来像の実現に向け、子育て環境の充実や、誰もが幸せに暮らせる共生社会の実現に向けた取り組みを加速するとともに、(仮称)下野スマートIC整備や、「都市核」と位置づける市役所周辺地域の整備に向けた取組みを進めるなどして、引き続き「人や企業に選ばれるまちづくり」を推進してまいります。
来る4月にはドイツのディーツヘルツタールとの姉妹都市締結から50年、また令和8年1月10日には、下野市が誕生して20年となります。
合併以前の3町の時代から、今日「住みよさランキング県内1位」と評されるまでに至る歴史を紡いでこられた先人の皆さまのご尽力に敬意を表すとともに、この機を更なる飛躍の節目ととらえ、現在策定を進めている「第3次下野市総合計画」に、より高い目標を掲げ、積極的にチャレンジしてまいりたいと考えています。
結びに、本年が市民の皆さまにとって、幸多く実りある輝かしい年となりますよう、心からご祈念申し上げます。
■「よりよい市を目指して」
下野市議会議長 大島 昌弘
あけましておめでとうございます。市民の皆さまには、輝かしい新春をお迎えのこととお喜び申し上げますとともに、日頃より市議会にご理解ご協力を賜り、心から感謝を申し上げます。
令和6年6月定例会において、正副議長及び各常任委員会等が改選され新体制となりました。引き続き、市民の皆さまの声を市政に反映すべく努めてまいります。
現在、議会では「議会基本条例」に基づき議会運営に取り組むとともに、積極的に議会改革を進めております。昨年は、議員のさらなる資質向上を図るため、本市のまちづくりの現状や、地域共生社会に向けた重層的支援体制についてなどの自主企画研修を行ったほか、石橋消防組合隊員による普通救命講習会を実施しました。
また、市民の皆さまと議会がともに学ぶ機会として、大正大学の江藤俊昭教授を講師にお招きし「ミライの議会議員の在り方について」と題し、講演会を開催しました。近年、全国的な地方議員のなり手不足が課題となる中、現状や対策について話を伺い、参加いただいた市民の方からは「議会の責任の重さを改めて認識した」などのお声をいただき、改めて身の引き締まる思いをしたところであります。
そして今年は、全国市議会議長会と関東市議会議長会に、栃木県代表として本市議会が参加を予定しております。一点一画おろそかにせず会議に参加するとともに、栃木県と下野市の魅力をより一層全国にお届けしてまいります。
これからますます地域課題の多様化・複雑化が予想される中、議会にはこれまで以上に重要な役割を果たすことが求められます。そのためには、二元代表制を踏まえ、執行機関との健全な緊張関係を保持しながら、市議会として、市民の皆さまが幸せで「下野市に住んでよかった」と思い続けられるよう、議員一丸となって、その役割を果たしてまいります。
結びに、本年が市民の皆さまにとって幸せな1年になりますよう心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。
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