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まちのわだい

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熊本県阿蘇市

■阿蘇に春を告げる炎
3月3日、北外輪山一帯と阿蘇山麓一帯で野焼きが行われました。
この日の阿蘇市乙姫の最低気温は氷点下6.2度。米塚近くの牧野では霜柱が残っており、凍てつく草原に春を告げる炎が広がりました。
3月9日には草千里でも野焼きが行われました。多くの観光客が訪れ、噴煙を上げる中岳を背景に立ち上る炎を写真に納めました。

■茶道を通じて礼儀を学ぶ
2月29日、りんどう保育園の年長児が年中児や保護者にお茶を点(た)てる「お別れ野点(のだて)」が万行寺であり、年長児11人がお茶を振る舞いました。
りんどう保育園では、礼儀作法を身をもって体得し、人を敬う心や感謝の気持ちを育むため、年長児が月に2回茶道の稽古をしています。集大成となる野点では保護者が見守る中、1年間の成果を披露。重松萩梛ちゃんは今回の出来映えを振り返り、「泡を点てるのが難しかったけれど100点」と話しました。

■サテライトオフィスで地域活性化
3月4日、ホームページの制作や集客支援などを手がける株式会社think garbageが内牧にサテライトオフィス「ASOandCo.」を開設しました。オフィスには県内外のIT企業など10社が入居。それぞれの企業が持つ強みを生かしながら地元事業者とも協働し、阿蘇への移住定住の促進や草原のPR、教育DXの活性化など地域活性化に取り組みます。
この日は落成式も行われ、関係者が出席。株式会社think garbageの日置社長は「新たな雇用などで人を増やすことはもちろん、自然を守ることにもチャレンジしていきたい」と話しました。

■おいしい阿蘇の米
中山北斗さんが栽培した「ぴかまる」が2024年度「世界最高米」の原料玄米に認定され、3月5日、市役所を訪れ、市長に認定を報告しました。
「世界最高米」は東洋ライス株式会社が世界最高の価値を有するコメとして販売し、平成28年に最も高価なお米としてギネス世界記録に認定されました。
中山さんは「第25回米・食味分析鑑定コンクール」国際総合部門で金賞を受賞するなどその品質は高い評価を受けています。

■すぐれた農業者に表彰
熊本県農林水産業功労者表彰を市原啓吉さんが受賞しました。市原さんは20年以上にわたり農業に従事するとともに、農業の発展にすぐれた功績があり、他の模範となることが認められました。
熊本県農業コンクール大会表彰では、株式会社牧場の中島博幸さんが経営体部門で優良賞、松永拓巳さんと仁美さんが新人王部門で優良賞を受賞しました。中島さんはスマート農業技術と篤農家技術の融合により県内有数の飼育頭数と高い飼養技術で唯一無二の複合経営を実践。松永さんは就農からわずか3年でトマトを52アールまで規模拡大し、拡大しても品質等落とさず、JA生産部会でもトップクラスの収量をあげています。

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