新しい論語素読のテキスト『壬生論語古義抄(みぶろんごこぎしょう)』から、章句を紹介します。
【六六】
曽子(そうし)の曰(いわ)く、君子(くんし)は文(ぶん)を以(もっ)て友(とも)を会(かい)し、友(とも)を以(もっ)て仁(じん)を輔(たす)く。
(顔淵第十二)
曽子が言った。「君子は文事(詩・書・礼・楽など)によって友達と集まり、その友達との切磋琢磨が仁の道に近づく助けとなるのだ」
○みぶまるから一言
この言葉は、学問を通じて交友を結び、その交友を通じて互いの人格を高め合うことの大切さを教えてくれているね。
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