新しい論語素読のテキスト『壬生論語古義抄(みぶろんごこぎしょう)』から、章句を紹介します。
【61】
厩(うまや)焚(た)けたり。
子(し) 朝(ちょう)より退(しりぞ)きて曰(いわ)く、人(ひと)を傷(やぶ)れりや。
馬(うま)を問(と)わず。
(郷党第十)
先生の家の馬小屋が焼けた。
先生が朝廷から帰ってきて言われた。「けが人は出なかったか」
馬についてはお聞きにならなかった。
○みぶまるから一言
この言葉には、孔子の人命を第一に大切に思う心が表れているね。
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