壬生×獨協 Medical Town MIBU

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獨協医科大学病院が壬生町に開院して今年で50年。
“獨協”は三次救急医療施設として高度な医療体制を備え、壬生町民の生命を守る最後のとりでとしてだけではなく、町と共同で『壬生町健康大学』を開講するなど、町民の健康意識の高揚を図っています。
壬生町民には無くてはならない、身近な存在ですが、実は知らない獨協医科大学病院のことを、隔月連載で紹介しています。
第四回は獨協医科大学病院ハートセンター長福田宏嗣教授から紹介してもらいます。

■教えて!福田教授
Q：ハートセンターはどのようなところですか。心臓血管内科・外科とどんなところが違いますか。
「心臓や血管の病気で困っている患者さんに最善の治療を提供するために医師(内科・外科)、看護師、リハビリ、薬剤師など多職種で診療するチームです。治療方針に関するカンファレンス、心臓・血管疾患に関する最新医療の勉強会などこのチームを中心に行っています。」

Q：センターでは心臓リハビリテーションも行っているようですが、リハビリ内容について詳しく教えてください。
「患者さんの活動レベルにあった筋力トレーニングで心不全を防ぐ力や活動する力をつけてもらいます。多職種の専門スタッフが塩分摂取量・筋肉量の測定と各人に応じた生活指導を行っています。」

Q：それでは、心臓や血液を健康に保つために日常生活で実践できることや気をつけることなどを教えてください。
「食事、運動、禁煙といった生活習慣が大事です。心臓・血管疾患になる危険因子は糖尿病、脂質異常症、高血圧、喫煙などです。それぞれを予防する食事を心がけてださい。必要なら適切な服薬をかかりつけ医に相談して下さい。また適度な運動も大事です。」

Q：最後に壬生町の印象・好きなところを教えてください
「Costcoや大型ホームセンター、壬生インターもあり、生活環境に恵まれていると思います。何処に行くのも利便性に優れていますね。またほとんどの町民がかんぴょう音頭を踊れる事に感心します。人柄も穏やかでこの街に住み続けたいと思っています。」

▽プロフィール
福田　宏嗣　広島県呉市出身
S61.4　大阪大学医学部附属病院　心臓血管外科国立呉病院、大阪府立母子保健総合医療センター、桜橋渡辺病院などで勤務
H10.7　Green Lane Hospital,NZ
H12.10　Alfred Hospital,AU
H20.6　獨協医科大学胸部外科　准教授
H22.4　心臓・血管外科　主任教授
現在に至る

獨協医科大学病院
〒321-0293　北小林880番地
【電話】86-1111(代表)