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今月の壬生論語古義抄(82)

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栃木県壬生町

新しい論語素読のテキスト『壬生論語古義抄(みぶろんごこぎしょう)』から、章句を紹介します。

【九十三】
孔子(こうし)の曰(いわ)く、生(う)まれながらにして之(これ)を知(し)る
者(もの)は、上(じょう)なり。学(まな)びて之(これ)を知(し)る者(もの)は、次(つぎ)なり。
困(くるし)みて之(これ)を学(まな)ぶは、又其(またそ)の次(つぎ)なり。
困(くるし)みて学(まな)ばざる、民斯(たみこ)れを下(げ)とす。
(季氏第十六)

孔先生が言われた。「生まれながらに道を知る者は最上の人である。学んで知る者はその次である。行きづまり困って学ぶ者はまたその次である。行きづまり困っても学ばない者は、民の評価が最も低い。」

▽みぶまるから一言
この章句は、学ぶことの大切さを端的に教えてくれているね。

毎週土曜日午前9時から10時まで、歴史民俗資料館で、この『壬生論語古義抄』を使った素読の教室《壬生論語古義塾》を開催しています。

問合せ:歴史民俗資料館
【電話】82-8544

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