新しい論語素読のテキスト『壬生論語古義抄(みぶろんごこぎしょう)』から、章句を紹介します。
【七六】
子(し)の曰(いわ)く、人(ひと)の己(おのれ)を知(し)らざるを患(うれ)えず、其(そ)の不能(ふのう)を患(うれ)うるなり
(憲問第十四)
先生が言われた。「人が自分を認めてくれないのを気にすることはない。自分にそれだけの能力がないのを気にかけることだ」
○みぶまるから一言
この言葉は、人にどう見られているかを気にするよりも、自分自身の能力や魅力を高めていくことが大切なんだということを教えてくれているね。
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