獨協医科大学病院が壬生町に開院して今年で50年。
“獨協”は三次救急医療施設として高度な医療体制を備え、壬生町民の生命を守る最後のとりでとしてだけではなく、町と共同で『みぶまち・獨協健康大学』を開講するなど、町民の健康意識の高揚を図っています。
壬生町民には無くてはならない、身近な存在ですが、実は知らない獨協医科大学病院のことを、隔月連載で紹介していきます。
第一回は獨協医科大学病院長麻生好正さんから紹介してもらいます。
■教えて!麻生病院長
▽獨協医科大学病院について教えて!
獨協医科大学病院は特定機能病院として高度医療の提供を維持し、高度急性期病院の役割を果たし、地域医療にも貢献してまいりました。今後も壬生町にお住いの患者さんのために、我々職員一丸となり、患者さんを中心とした、患者さんに寄り添う良質な医療を提供してまいります。
▽病院長の専門分野について教えて!
糖尿病診療です。糖尿病は全身の血管の病気で、きちんと治療されないと、細い血管から太い血管まで侵されます。特に腎臓、目、末梢の神経の3つが阻害され、それぞれ腎不全・人工透析、視力低下、両足のしびれ・足壊疽になってしまいます。また、急性心筋梗塞、脳梗塞にもなりやすいのです。
▽健康づくりのワンポイントアドバイスをお願いします。
糖尿病の予防には、健康的な食事、運動習慣(散歩)の定着が重要です。年1回は必ず壬生町特定健診を受け、血糖とヘモグロビンA1cの検査で糖尿病があるのかを調べましょう。
▽最後に壬生町の印象・好きなところを教えて!
自然豊かで、快晴の日が多い天候、そして美味しい食べ物がたくさんあり、壬生町に住んで今年の1月で12年が経ちましたが、あっという間でした。
◇プロフィール
麻生好正
茨城県鉾田市出身
獨協医科大学病院病院長(勤続12年目)
~経歴~
H25.4
獨協医科大学内科学(内分泌代謝)主任教授
H29.4
獨協医科大学病院副院長(兼任)
R4.4
病院長(兼任)現在に至る
◇獨協医科大学病院
〒321-0293 北小林880番地
【電話】86-1111(代表)
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