獨協医科大学病院が壬生町に開院して今年で50年。
“獨協”は三次救急医療施設として高度な医療体制を備え、壬生町民の生命を守る最後のとりでとしてだけではなく、町と共同で『壬生町健康大学』を開講するなど、町民の健康意識の高揚を図っています。
壬生町民には無くてはならない、身近な存在ですが、実は知らない獨協医科大学病院のことを、隔月連載で紹介しています。
第二回は獨協医科大学病院リプロダクションセンター長鈴木達也さんから紹介してもらいます。
■教えて!鈴木センター長
Q:リプロダクションセンターは今年の1月4日に開設されたと聞いています。センターについて教えてもらえますか?
A:リプロダクションセンターは、お子さんを望むご夫婦に対する不妊症診療を担当します。男女双方を診療できる体制を整え、自然に近い形から最新医療機器を用いた体外受精などの高度不妊治療まで幅広く対応し、短期間で妊娠ができるよう診療します。
Q:鈴木センター長自身のことやセンターの雰囲気について教えてください
A:私の専門は不妊症診療です。
自身の20年以上の診療経験を活かし、2年間の準備期間を経て、本館8階に緑を基調とした中庭のある明るい雰囲気のセンターを開設しました。医師・看護師・胚培養士・受付が協力し患者さんに寄り添う良質なチーム医療を提供します。
Q:妊娠を望んでいる方へのアドバイスをお願いします。
A:日常生活を見直して妊娠しやすい体づくりをしましょう。睡眠・栄養バランスの良い食事・適度な運動・適切な体重・禁煙です。年齢が高くなると妊娠が難しくなるので、年齢の高い方は早めの受診をお勧めします。
Q:最後に壬生町の印象・好きなところを教えてください
A:壬生町在住22年。
県内各都市への道路交通利便性が高いです。子供が小さい頃には自然豊かなとちぎわんぱく公園で遊びました。
▽プロフィール
鈴木達也 栃木市出身
獨協医科大学病院リプロダクションセンター長(勤続2年目)
~経歴~
H25.12 自治医科大学附属病院生殖医学センター准教授
R5.4 獨協医科大学病院リプロダクションセンター長・教授
現在に至る
獨協医科大学病院
〒321-0293 北小林880番地
【電話】86-1111(代表)
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