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壬生×獨協 Medical Town MIBU

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栃木県壬生町

獨協医科大学病院が壬生町に開院して今年で50年。
“獨協”は三次救急医療施設として高度な医療体制を備え、壬生町民の生命を守る最後のとりでとしてだけではなく、町と共同で『壬生町健康大学』を開講するなど、町民の健康意識の高揚を図っています。
壬生町民には無くてはならない、身近な存在ですが、実は知らない獨協医科大学病院のことを、隔月連載で紹介しています。
第三回は獨協医科大学病院総合がん診療センター・病院教授叶秀幸さんから紹介してもらいます。

■教えて!叶教授
Q:獨協医科大学病院にはガンマナイフという治療装置が設置されていると聞いています。ガンマナイフ治療とはどんな治療ですか?
A:ガンマナイフは頭蓋内の病巣部に約200本の細い放射線(ガンマ線)を集中させることにより、病巣部以外への放射線は最低限に抑え病巣部のみを治療する放射線治療の一種です。
開頭手術の代わりに病巣部をナイフで切り取る様に治療できるためこう呼ばれています。

Q:なるほど。治療の対象となる主な疾患を教えてください
A:転移性脳腫瘍(てんいせいのうしゅよう)、良性脳腫瘍(りょうせいのうしゅよう)、脳動静脈奇形(のうどうじょうみゃくきけい)、三叉神経痛等(さんさしんけいつうなど)です。

Q:ありがとうございます。入院期間はどのくらいですか
A:2泊3日の入院治療です。フレーム固定や痛みのないマスク固定も可能で、マスク固定で分割照射する場合は日帰りで通院して頂ける場合もあります。
治療時間は人それぞれですが10分から2時間程度と午前中に治療が終わってしまいます。

Q:最後に壬生町の印象・好きなところを教えてください
A:自然が豊かで宇都宮市や日光、那須等の観光地にも近く、東京都内へも日帰りでいく事が出来る点がいい所だと思います。カブトムシやクワガタムシなど昆虫採集ができる小山があちこちにあるのもいいですね。

○プロフィール
叶 秀幸(かのう ひでゆき)
大阪市出身
獨協医科大学病院
がん診療センター・病院教授(勤続2年目)
~経歴~
H9 滋賀医科大学卒
H18 京都大学医学博士
H19-R4 ピッツバーグ大学脳外科
R4.9 獨協医科大学病院総合がん診療センター
現在に至る

問合せ:獨協医科大学病院
〒321-0293 北小林880番地
【電話】86-1111(代表)

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